心情
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彼と出かけた帰り
公園に立ち寄りベンチに座った
二人の間を数秒間沈黙が満たした
そんな空気を破るように口を開いた
青
いつもと違う空気に気付くとピンッと背筋を伸ばして、無言で先を促す
青
桃
青
と言って花を突き出した
ネリネの花言葉を彼は知っているのだろうか?
……いや、もうそんなことはどうでもいい
青
とだけ残して踵を返した
桃
走って行ってしまったため、その言葉を言い終わる前に彼の姿は見えなくなっていた
病気の事、最後まで隠したかったんだよな……ッッ
別れたいなんて本心じゃないけど
それが彼のためなら
受け入れるよ____
コメント
4件
ふぁぁぁぁ✨✨✨すごぉい←語彙力なし