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だてあべが部屋を出て 行ったあと… 岩「…や、あいつら俺らが居たの 気づいてた???」 目「や…完全に2人の世界でした ね…笑」 向「阿部ちゃん、可愛いかった ねんなぁ…」 佐「阿部ちゃんが涼太に取られた た…」 ラ「明日、2人が来るの楽しみだ ね〜どんな感じになってるか な〜」
fkサイド
阿部ちゃんは舘さんのことが 好きなんだろうな
俺の中には、そんな確信が どこかにあって
もしそうなら俺は 同期である阿部ちゃんの為に 力になろうと思った。
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俺がそう言うと、勉強していた手を とめて顔をあげる阿部ちゃん
あ…これ
阿部ちゃんの反応からして やっぱり、俺の確信は間違って ないと思った。
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阿部ちゃんは気付かれたく なかったんだろうなって思う。
実際上手く隠してたし、 俺じゃなきゃ見抜けなかったと思うから
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少し煽ってみると、 阿部ちゃんの顔が怖くなっていく のがよく分かる。
そんなに恐い顔しちゃって そんなに嫌? 気持ちがバレるのは?
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そう言って、口を固く結ぶ阿部ちゃん。 合ってるよ? 多分、今阿部ちゃんが俺に 聞こうとしていたことはね。
改めて勉強に集中し始めた 阿部ちゃんはもう喋らなくなった けど、実際は頭の中 パニクってるんだろうな〜 わら
阿部ちゃんと、舘さんには くっついて貰わないと困るからね〜…
しょうがない…ふっかさんが 力になってあげますか…笑
fkサイド
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俺が出くわしたのは 撮影が終わったであろう 舘さんと翔太
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そうなんだけどね…わら 話しかけるなら今がチャンスじゃん??
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怪しすぎだろ俺 わら
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まぁ確かにね…舘さん相手には あんまりないかも…
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ぎくっ(笑)
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そう言ってぐずり出した5歳児の 翔太くん
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流石舘さん あの翔太を一瞬で黙らせた
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翔太が見えなくなったのを 確認して、俺は舘さんに 話かける
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ニコッっと効果音の着くような笑み 俺には悪い顔にしか見えないんだけどね
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否定されたり、誤魔化されたり するかもって…思ってたからこそ 舘さんがこんなに素直に認めるとは 思わなかった。
え?じゃあやっぱり 改めてこの2人
分かってはいたけど
ちゃんと両思いじゃん
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やっば、思わず声に出たわ
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もしかしてだけど
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気づいてた…?
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阿部ちゃんよろしくお願いしますね
お幸せに、阿部ちゃん わら
abサイド
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今日の仕事はこれで終わり そういえば、今日は久しぶりに この後は何にも無いなー…
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耳元で聞こえた声は 俺の好きな…
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うぅぅ…だって、 あんな…耳元で囁かれるのは 反則だってぇ…///
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ん?今舘さんの口から「可愛い」とか 聞こえた気がするけど… 俺の幻聴だよね…?
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なんで俺…? 翔太を誘えばいいのに
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だから俺ってこと?
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勉強もしたいし、嘘はついてない 俺以外にも誘う相手は居るんだから
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それは…俺じゃないとダメなの?
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多分…今俺の顔は真っ赤に なってると思う。 や…もう絶対に
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翔太とか、康二とか
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や…そうかもだけど… って…へ?
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舘さんが俺を好き…? やっ…!ないからっ!///
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舘さんは膝をつき、 そっと俺の手を取ると プロポーズでもされるような形になる
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だから…//
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俺の気持ちもっ…!// 伝えなきゃ…俺も舘さんが好きだって…
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これ俺めっちゃ恥ずかしいやつじゃん…
俺の中を、色んな感情が渦巻く
もう…頭ぐちゃぐちゃで訳がわかんないけど…///
ただ…今は
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ただそれだけ…///
end 次回【めめさく】