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僕とお兄さん。

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僕とお兄さん。

2 - 2話-お兄さん家-

♥

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2023年07月25日

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2話-お兄さん家-

優月

…。

駿

……

僕はお兄さんの後ろをついて行くのが 精一杯

たまに人にぶつかった。

優月

……っわ、……ぅ…。

…チッ……。

僕は少し走って、お兄さんの隣に行く

優月

……っ、ん…。

駿

……。

お兄さんの洋服の裾を少し握って 一緒に歩いた。

駿

……。

駿

あがれ、

優月

……ん、…っ…

駿

…ん、……

優月

……わ、…ひ、ろぃ……

お兄さんの家は広くて綺麗だった

駿

…待ってろ、

優月

……わ、かった……っ、

待っていたらソファーの横から 真っ白の子猫がでてきた

優月

…ねこ、…?

ソラ

みぅ…

優月

…かわ、ぃ……

子猫は水色の綺麗な目をしてた。

ちょっとお兄さんに似てるかも…

すると、お兄さんが戻ってきた

駿

……風呂、行くぞ。

優月

……ぇ、っ……

駿

えじゃねぇよ、早く行くぞ

優月

…ぅ、うん……っ

駿

手、上げろ…

優月

ん、…っ

僕が手を上げると お兄さんは服をぬがして来た

優月

…ぃた、っ…。

駿

……すまん、…

中に入ると大きなお風呂だった。

駿

そこ、座れ…

優月

…ん、…

お兄さんは指輪を取って、袖をまくる

駿

…痛かったら言えよ

優月

……わ、かった…っ…

駿

目、つぶれ…

優月

っ、んッ……

僕がきゅっと目をつぶると 上から暖かいお湯が流れてきた。

優月

んわ、っ?!

駿

……ん、

お兄さんは僕の頭を洗ってくれた

優月

…ん、…。

僕の頭を触るお兄さんの手は 優しくて、あったかかった

お兄さんは僕の頭を洗い終わると、 顔や体も洗ってくれた。

ちょっと痛かったけど、 お兄さんはゆっくり優しく洗ってくれた

駿

…ん、…

優月

……。

駿

…どうした

僕はお風呂に溜まってるお湯を じっと見つめた

駿

……入るか?

優月

……ぇ、っ…い、ぃぃの…?

駿

……ん、

お家じゃ、お風呂に浸かったら怒られた

優月

……は、ぃって…みる、……

駿

……どうぞ、

僕はお湯に少しだけ足をつけてみた

優月

…ぅ、…

足を入れてみる

優月

…わ、…ぁった、かぃ……

僕はそのままゆっくり肩まで浸かった

優月

…ぃた、……っう、…

全身、痛い… けど、あったかい、

駿

……大丈夫か、

優月

……ぅ、ん…あったかぃ……

2分後

駿

…そろそろ上がれ、

駿

……傷の手当て…するぞ

優月

……ぅん、…

お兄さんは僕を優しく拭いてくれた

優月

…ん、…

駿

……

お兄さんは僕に綺麗な服を着せてくれた

駿

…俺の前のだけど、…

優月

…ん、わ……

少し大きかったけど、タオルも服も いい匂いがした。

駿

……さっきの部屋で待ってろ、

優月

……わかっ、た…、

優月

…ん、…

戻ると、またねこが僕に寄ってきた

ソラ

にゃぅ…

優月

…ちっちゃぃ、……

僕はねこを撫でてあげた

ソラ

…んにゃ…

優月

…!…ふわふわ、だ…

少し経ってから、お兄さんが戻ってきた

お兄さんもお風呂に入ってたみたい。

駿

…ソファー、座れ

優月

…ぅ、ん……

僕がソファーに座るとねこも 僕の上に座ってきた

駿

……気に入られてんな、

優月

……ぅん、…

ソラ

にゃぁ…

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