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エレンの選択
壁外調査をしていた私たち リヴァイ班は
崩れてしまった右側の陣形から 来る何かを恐れていた
ヤツの音が近づいてきた
ショール
（あぁ、バカだな私は）
ショール
（あんなに練習したのに）
ショール
（手....震えて....）
エレン
兵長！！
エレン
な、なにか！
来てます！！
来てます！！
エレン
、！あれは、？
エレン
巨人がこっちに向かって歩いてきてます！！
ショール
っ、
ショール
（やっぱり怖い.....）
エレン
兵長！！！！
エレン
やつの動き、はやいです！！
エレン
早く立体機動に移りましょう！！
リヴァイ
......
ペトラ
！
ペトラ
背後より増援！！
エレン
！！
背後で酷い音がなっている
それが 何度も何度も繰り返す
その度に 一つの命が潰れていくのを 感じる
オルオ
兵長！！支持を！！
あいつは危険です！！
あいつは危険です！！
オルオ
俺たちがやるべきです！！
エルド
ズタボロにしてやる！！
班員全員が動き出そうとする
一人を除いて
エレン
リヴァイ兵長！？
エレン
指示をください！！！！
ショール
兵長.......
リヴァイ
全員耳を塞げ
やっと言葉を発したかと思うと
即座に煙弾を構え上に向かって 打った
ショール
（すごい音...音響弾！？）
リヴァイ
お前らの仕事はなんだ？
その時々の感情に
身を任せるだけか？
その時々の感情に
身を任せるだけか？
リヴァイ
そうじゃなかったはずだ......
この班の使命は
この班の使命は
リヴァイ
そこのクソガキに傷一つつけないよう尽くすことだ
リヴァイ
命の限り
ショール
......
エレン
（俺を監視するためだったんじゃ...）
エレン
ショール、、
ショール
、っ
リヴァイ
俺たちはこのまま馬で駆け抜ける
いいな？
いいな？
ショール
、、、、、
ショール
了解です
エレン
ショール！？
エレン
かけるって....一体どこまで、！？
ショール
（そんなの私にもわかんないよ...）
エレン
それに！奴がもうそこまで来てる！
エレン
また増援がやられた！！
助けられたかもしれないのに！
助けられたかもしれないのに！
エレン
今ならまだ間に合う！！
ペトラ
エレン！前を向いて走りなさい！！
エレン
戦いから目を背けろと！？
仲間を見殺しにして逃げろってことですか！？
仲間を見殺しにして逃げろってことですか！？
ペトラ
ええそうよ！
指示に従いなさい！！
指示に従いなさい！！
エレン
見殺しにする理由がわかりません！！
エレン
それを説明しない理由もわからない！
ショール
エレン、兵長に従おう
エレン
なんでお前まで、！
エレン
（また増援の兵士が戦ってる、！一人で，、、、）
エレン
（いや、俺一人でだって戦えるじゃないか）
エレン
（なんで俺は人の力にばっかり頼ってんだ、自分で戦えばいいだろう）
ショール
エレン！
巨人化しようとしてるの！？
巨人化しようとしてるの！？
ペトラ
それが許されるのはあなたの命が危うくなった時だけ！約束したでしょ？
エレン
、、、っ
リヴァイ
エレン
エレン
！
リヴァイ
お前は間違っていない
やりたきゃやれ
やりたきゃやれ
ショール
！
ペトラ
兵長！
リヴァイ
俺にはわかる
こいつは本物の化け物だ
巨人の力とは無関係にな
こいつは本物の化け物だ
巨人の力とは無関係にな
ショール
....
リヴァイ
どんなに力で抑えようとも
どんな檻に閉じ込めようとも
どんな檻に閉じ込めようとも
リヴァイ
こいつの意識を服従させることは誰にもできない
リヴァイ
お前と俺たちとの判断の相違は経験則に基づく
だがな......
だがな......
リヴァイ
そんなもんはあてにしなくていい
選べ.....
選べ.....
リヴァイ
自分を信じるか.....
俺やこいつら調査兵団を信じるか
俺やこいつら調査兵団を信じるか
ショール
、
リヴァイ
俺にはわからないずっとそうだ
リヴァイ
自分の力を信じても
信頼にたる仲間の選択を信じても
結果は誰にもわからなかった....
信頼にたる仲間の選択を信じても
結果は誰にもわからなかった....
リヴァイ
だからまぁせいぜい....
悔いが残らない方を自分で選べ
悔いが残らない方を自分で選べ
エレン
、、、、
ペトラ
､､､エレン、信じて
エレン
！
エレン
､､､
ショール
エレン......
エレン
っぅ、、、、！
リヴァイ
エレン！遅い！！
さっさと決めろ！！
さっさと決めろ！！
エレン
進みます！！！！！！
その言葉の後、 また兵士たちが潰れる音が聞こえた
エレン
､､､､､､！
うぁ、、、ごめんなさい、、、、
うぁ、、、ごめんなさい、、、、
ショール
くっそ、
リヴァイ
走れ！！！！！！！！
リヴァイ
このまま逃げ切る！！！！！
エレン
（俺はなんでこっちを選んだ？）
エレン
（あぁ、そっか、、
化け物扱いはもう，，散々なんだ）
化け物扱いはもう，，散々なんだ）
エレン
（この選択は、
俺に取って都合が良かった）
俺に取って都合が良かった）
ただそれだけ
ショール
エレン、、、！
エレン
、？
ショール
やっぱり
この兵団は
この兵団は
ショール
いつも私たちを助けてくれる....
エレン
（何をいって、、）
エルヴィン
撃て！！！！！！！！！！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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