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ぐちゃぐちゃにしてごめん。2

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ぐちゃぐちゃにしてごめん。2

1 - ぐちゃぐちゃにしてごめん。2

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2018年10月22日

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龍星

おい、

龍星

真人。

龍星

授業中寝てたらまた怒られるぞ?

真人

だって家で寝れないし。

真人

眠たい。

龍星

なんで寝れねんだ?

真人

言わない。

真人

学校で寝る。

龍星

ダメ。

龍星

頭良くても落とされるぞ?

真人

無理。

龍星

なんで無理なんだよ、、。

家のドアを開ける。

真人

、、。

ママ大好きー!!

母親

あら嬉しい♡

母親

ママも大好きよー♡

優斗

母さん、

優斗

今日返されたテスト。

母親

98ー?

母親

凄いじゃない♡

母親

やっぱり私の息子は出来が違うわね!

真人

、、。

真人

はぁ、、。

真人は、

ほとんど物が置かれていない物置部屋に音を立てないよう入った。

真人

(俺も渡して親にサインされなきゃいけない。)

真人

(今行ったら100点と98点で嫌味って言われるよな。)

真人

、、。

真人は黙って母親にテストを出す。

母親

、、。

母親は無言でサインした。

真人の家では、

基本的に真人を差別して生活が基本だった。

夜中は外に出た事を確認され鍵をかけられる。

お金はいくらでも渡されるが、

絶対に外で食べてくる事。

空き部屋はたくさんあっても、

真人には部屋を与えないこと。

など、

一つ年上の長男と、

小学一年生の妹とはかけ離れた生活をしていた。

それは、

真人だけ血の繋がりが無い事が原因だった。

唯一の理解者だった親が真人の事を捨て、

真人は施設に入った。

真人は精神的負担が大きく、

施設を抜け出したり、

良く物に当たる癖があった。

問題児扱いされ、

人を信じるのもやめた。

そして引き取られた。

でもそれは教育の為の道具としてでしかなかった。

自分はあいつより上、と言う自信を持たせるために。

将来の生き方を学ばせるために。

真人

ふあぁ、、。

真人

(眠たい、、。)

外食後家に向かっていると、、。

龍星

お、真人じゃん。

龍星

どしたん?

真人

ご飯食べてた。

龍星

へぇ。

龍星

なぁ、

龍星

今日俺んち泊まってかね?

龍星

親居ないし俺一人っ子だから暇なんだよな。

真人

良いよ。

龍星

うし、

龍星

早く来いよー

真人は義理の親に何も言わず帰らなかった。

どうせ明日から休日。

銭湯も行かない事になった。

龍星は、

家の鍵を閉めた。

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