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ミスターブルー
ミスターブルー
???
???
ミスターブルー
ミスターブルー
???
???
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
???は不敵な笑みを浮かべている
???
???
???
ミスターブルー
地面を蹴り上げる
???の元へ走り出す
???
???
???
???
???はニヤリと笑う
???
???はもの凄い勢いで走り出す
それに続きブルーも走り出す
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
???
足を動かす速さを更に速める
ミスターブルー
ガヤガヤ
ミスターブルー
ミスターブルー
人々がブルーの走る道を拒むように集まっている
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターブルー
人だかりの間に僅かな隙間ができる
ミスターブルー
隙間に向かって走り出す
肩が人々にぶつかる
後ろから怒声ふが聞こえてくるが気にせず走る
行き交う人々に何度も絡まれる
これもあいつの能力だろうか
人々を振り払い続け走り続ける
ミスターブルー
ミスターブルー
体力が限界に近づく
後ろから何か声が聞こえる
誰か…誰かが名前を呼んでいる
とうとう体力が限界だ
あいつの所まであと少しなのに…
もう少しなのに…
疲れで頭が回らなくなる
あいつは…あいつは…
ミスターブルー
遠くから聞こえていたような声が近づいてくる
あいつは
道路へ飛び出ようとする
あいつのことを…
捕まえなきゃ
何も考えずに道路へ飛び出す
ミスターレッド
後ろから服を掴まれる
後ろへ投げ飛ばされる
まだだ…
まだ…
バンッ
俺の少し先の方から鉄の塊に何かがぶつかる音がする
ミスターレッド
ミスターレッド
兄貴の声がだんだん小さくなる
視界がぼやけ、意識が途切れる
お……と
おとう……
弟!
そんな声で俺は目覚めた
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
状況が飲み込めない
俺はあの時「あいつ」を捕まえられなかった
いつもだったら、家のベッドで目覚めるのに
ここは見慣れない白い部屋だ
ミスターレッド
ミスターブルー
時計に目をやる
3月25日
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
その日、俺の不思議な日々は終わった