沙貴 (さき)
わたしは存在を消されたのだろうか。
沙貴 (さき)
今日、学校に行ってもみんなに呼ばれない。
沙貴 (さき)
話しかけても返事はない
沙貴 (さき)
どれだけ挙手しても先生に反応されない。
沙貴 (さき)
彼だけは反応をしてくれる。
沙貴 (さき)
けどわたしを覚えていない。
沙貴 (さき)
これからどうすればいいのか、わからなくなっていた。
沙貴 (さき)
そして今日も、啜り泣きながら夜は無慈悲にも明けるのだった。
沙貴 (さき)
そして今日も学校に行くと昨日の様に
沙貴 (さき)
誰にも気づかれない生活を強いられる。
沙貴 (さき)
わたしに生きる価値などあるのだろうか。
沙貴 (さき)
いつしかそう考えるようになっていた。
沙貴 (さき)
そして今からでも、彼に話しかけようとしていた。
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作者
みじかいー!
作者
今日〜明日までにだす!(別視点
作者
次回夢の華〜3話〜







