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とある日の放課後
夕方の光が床下に伸びる中、音楽室からはザラの歌声が響いていた
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ドアの近くで私は微笑んだ
ザラは歌い終わると、勢いよく私の方へ振り向く
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ラン🇻🇳
ザラ🇮🇩
ザラが大きく頷く
ザラ🇮🇩
少し話した後、私とザラは床に座り込む
ザラは私に水筒を差し出した
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
私は差し出された水筒で水を飲んだ
しばらく沈黙が続いたけど、不思議なことに気まずさはない
ザラ🇮🇩
ザラがぽつりと呟いた
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ザラ🇮🇩
私は首を横に振った
ラン🇻🇳
ラン🇻🇳
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ラン🇻🇳
ザラは一瞬驚いた顔をした後、ニコッと笑った
ザラ🇮🇩
ザラ🇮🇩
私はカバンから小さな布袋を取り出した
中には色とりどりの糸が入っていた
ラン🇻🇳
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
私は糸を選びながら話す
ラン🇻🇳
ザラに差し出したのは、歌う子を模した小さな飾り
ヒジャブをつけた姿が、糸で丁寧に表現されている
ザラ🇮🇩
ザラの目が大きくなる
ラン🇻🇳
次の瞬間
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ザラは勢いよく私に抱きついた
私は驚きながらも、逃げようとはしなかった
ザラ🇮🇩
ザラは少し声を落とす
ザラ🇮🇩
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ザラ🇮🇩
私はゆっくりと頷いた
ラン🇻🇳
その言葉は静かそうに見えて、強かった
翌日
ザラは歌の発表で、私に貰った糸飾りを身につけていた
ザラの元気な歌声が教室中に響く
私は端っこで拍手する
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
私とザラは国も、言語も、宗教も違う
それでも、
私達の間には深い友情が生まれていた