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ウワァァ━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━ン!!!!
いや好きだ ...普通に泣いちゃった.....ぺいんとさんとらっだぁさん視点待ってますッ...テスト頑張れッ.....
最近、俺の友達のぺいんとと死神が自殺をした
俺は2人に酷い事を言ったという現実から目を背ける為に
「俺らの陰口を言ったのだから当然」
そんな卑怯で腐った言葉を自分の頭に押し付けていた
いつも通りに登校をし
いつも通りHRを受けた
担任から2人の自殺を告げられたが
当然
そんな言葉が頭に浮かんでいた
俺は次の授業の為に準備をしていた
ふと廊下の方を見るとクロノアさんが屋上へと向かって駆け出していた
クロノアさんの姿を見たと同時に
俺はクロノアさんが2人の死について悲しんでいるのだと悟った
そんな事は気にせず、俺は準備を進めていた
ふと、隣から声を掛けられる
らっだぁ
トラゾー
咄嗟に俺はこう答える
らっだぁ
らっだぁ
トラゾー
俺は思っている事を口にする
トラゾー
そう言いかけた時、遮るように言葉を放たれた
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
少し理解に時間が掛かった
2人が自殺をした事は知っていた
だけど虐められていたなんて知らなかった
トラゾー
そう口から零れる
そしてまたらっだぁは話し続ける
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
らっだぁ
2人の事思ってあげなよ
そう言葉を残してらっだぁは消えた
俺は2人が陰口を言う人じゃないって分かっていた
だけど俺は疑ってしまった
周りに流されてしまった
2人は俺の事を信用していたのに
俺はできなかった
俺はしなかった
2人が死んだ後でもそうだ
自分の犯した罪から目を背ける為に
2人のことを悪者扱いして
2人の気持ちを考えなかった
トラゾー
気が付くと俺は涙を流していた
もちろん嬉しい訳でも無い
悲しい訳でもない
この涙は罪の意識から出たものだ
沢山の後悔を背負って俺は
クロノアさんが向かった屋上へと向かった
トラゾー
階段に響き渡る俺の足音
俺は静かに涙を流しながら暗い顔で屋上へと歩いていた
一限目のチャイムは既にもう鳴っていて
辺りは静まっていた
そんな中、俺はぽつりと呟いた
トラゾー
トラゾー
誰も居ない階段というのは意外と声が響くものだ
まるでエコーが掛かったかのように俺の声は響いた
そんな中、ふと声が聞こえた
ぺいんと
死神
瞬間、俺の涙が止まった
驚きからだろう
命が散ったはずの2人の声が聴こえた
俺が許してもらおうとした声が聴こえたからだ
だけどその声は
エコーが掛かったかのような声ではなく
深く響いて
透き通った声だった
俺は幻聴だと悟った
だって聴こえるはずがない
許されるはずがない
でももしも本物だったら
そんな考えがよぎったので俺はこう呟いた
トラゾー
トラゾー
トラゾー
俺は心から謝り
屋上へと向かった
少し暗い顔をしながら屋上に着いた
俺はそのまま先に来ていたであろうクロノアさんを探した
直ぐにクロノアさんは見つかった
だが、クロノアさんは俺の予想とは違い、涙を流しながら笑っていた
俺は疑問を浮かべながらクロノアさんの名前を呼ぶ
トラゾー
クロノアさんは今気付いたかのように返事をする
クロノア
クロノアさんはそう言うと
笑顔になりながらこう叫ぶ様に言った
『日常組がそろったな!』
日常組は4人だ
ぺいんと、死神、クロノア、トラゾー
4人揃ってないと日常組ではない
なのになぜ日常組が揃ったのだろうか
2人はもう居ないはずなのに
俺は少し困惑しながらクロノアさんに問う
トラゾー
俺が聞くとクロノアさんはゆっくりと喋り始めた
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
俺は唖然とした
なぜなら俺も2人の声を聴いたからだ
幻聴だと思っていた声をクロノアさんは聴いていた
あの声は本物だったんだ
しっかりと2人の想いが乗せられたこえだったんだ
瞬間、心が軽くなった
2人は俺を許してくれた
そう思えるだけで嬉しかったんだ
俺は明るい顔に笑みを浮かばせ
こう声を張り上げて言った
トラゾー
クロノアさんも直ぐに口を開いた
クロノア
負けじと俺も言い返す
トラゾー
クロノア
トラゾー
俺達は笑い合い
『この幸せが続きますように』
そう強く願って
屋上を出た
乾燥わかめ
乾燥わかめ
乾燥わかめ
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乾燥わかめ
乾燥わかめ
乾燥わかめ
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乾燥わかめ
乾燥わかめ