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影って細いというより背が高い 羨ましいですよね〜
このお話は 友達の一言が原因だった
襖日原 葵
襖日原 葵
花季鍬 千尋
いきなりのことだった
私は自分の影を見た
花季鍬 千尋
襖日原 葵
襖日原 葵
花季鍬 千尋
冗談混じりでの会話
帰り道友達と別れて1人になった
花季鍬 千尋
「 ねえ… ねえ」
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
「 ちょっとまって私は幽霊じゃないわ!」
花季鍬 千尋
「妖怪でもないわ 下を見て」
「私は 影 よ」
花季鍬 千尋
「 さあ? 私にも分からないわ」
「そんなことより 貴方影になりたいの?」
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
「 確かにその通りだわ 貴方よりかはまあ…ね」
花季鍬 千尋
「ごめんなさい けど貴方だって 私からしたら羨ましいわ!」
花季鍬 千尋
「スタイルだけが問題じゃないのよ!」
「例えば貴方の付けてるリボン!」
「 私は影だから真っ黒だからリボンを付けてるのかさえわからないのよ!」
「この気持ちわかる!?」
花季鍬 千尋
「顔のパーツも分からないし」
「なんでかしら?影に顔があっちゃいけないの?」
花季鍬 千尋
「…一理あるわね」
「スタイル抜群とかいってるけど」
「お日様の向き? が変わったら太くなるのよ?」
花季鍬 千尋
「それに影だから当然踏まれたりするわ」
「踏まれるのが趣味ならまだしも…」
花季鍬 千尋
花季鍬 千尋
「あら ごめんなさい?」
「でも貴方達はこれでも影になりたいの?」
花季鍬 千尋
「でしょう? それを分かって欲しかったの!」
花季鍬 千尋
「 ええ けど私は貴方(の影)よ」
「貴方がなくなるまでずっと生きてるわ」
花季鍬 千尋
「細かいことはいいの! あとお願いがあるの」
花季鍬 千尋
「 むやみに影を踏みつけないで」
花季鍬 千尋
「 ええ さよなら 私」