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ピンポーン
月島母
ガチャ
○○
月島母
○○
月島母
○○
月島母
・・・しーん・・・
月島母
○○
月島蛍
○○
「昨日人を○したんだ」
君はそう言っていた
月島蛍
梅雨時ずぶ濡れのまんま
○○
部屋の前で泣いていた
月島蛍
○○の肩にそっと触れた
夏が始まったばかりというのに
○○
君はひどく震えていた
そんな話で始まる、
あの夏の日の記憶だ
月島蛍
○○
月島蛍
○○
月島蛍
○○にタオルを手渡した
○○
月島蛍
○○
月島蛍
○○
○○
○○
月島蛍
○○
○○
そんな君に僕は言った
「それじゃ僕も連れてって」
○○
月島蛍
○○
○○帰宅後
月島蛍
財布を持って
月島蛍
ナイフを持って
月島蛍
携帯ゲームもカバンに詰めて
いらない物は全部壊していこう
月島蛍
あの写真も、あの日記も
月島蛍
人殺しとダメ人間の
君と僕の旅だ
月島蛍
○○
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
月島蛍
○○
君と二人で
月島蛍
○○
もうこの世界に価値などないよ
月島蛍
○○
君は何も悪くないよ
君は何も悪くないよ
月島蛍
○○
そんな嫌な共通点で僕らは簡単に 信じあってきた
月島蛍
○○
君の手を握った時、微かな震えも 既に無くなっていて
誰にも縛られないで二人
月島蛍
○○
線路の上を歩いた
ドンッ
○○
通行人
○○
通行人
金を盗んで、
○○
月島蛍
二人で逃げて
どこにも行ける気がしたんだ
今更怖いものは僕らにはなかったんだ
○○
額の汗も
月島蛍
落ちたメガネも
○○
○○
月島蛍
月島蛍
月島蛍
月島蛍
○○
○○
○○
○○
○○
○○
ミーンミンミンミン・・・
あてもなく彷徨う蝉の群れに
月島蛍
○○
水も無くなり揺れ出す視界に
警官1
警官2
○○
月島蛍
迫り狂う鬼たちの怒号に
○○
月島蛍
バカみたいにはしゃぎあい
警官1
警官2
○○
月島蛍
ふと君はナイフを取った
○○
○○
○○
「もういいよ」
○○
ザシュッ・・・
月島蛍
警官1
警官2
警官1
警官2
そして君は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだ
白昼夢を見ている気がした
警官1
警官2
気づけば僕は捕まって
月島蛍
君がどこにも見つからなくって
君だけがどこにもいなくって
数年後
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
月島母
月島蛍
月島母
月島蛍
家族もクラスの奴らもいるのに
月島蛍
なぜか君だけはどこにもいない
あの夏の日を思い出す
僕は今も今でも歌ってる
月島蛍
月島蛍
○○
九月の終わりにくしゃみして
○○
六月の匂いを繰り返す
○○
君の笑顔は
○○
君の無邪気さは
月島蛍
月島蛍
月島蛍
もういいよ
投げ出してしまおう
月島蛍
なあ__?