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桜が満開に咲いていた。 自分は、そんな桜を眺めながら 1人、寂しく生きていた
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とても綺麗な春だ。 春は、人々の心を浄化してくれる
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桜を眺めていると、男の人と 衝突してしまう
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自分の体は力無く、重力に従順に 倒れ込んでしまった。
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心配げに眺める桃色の瞳。
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すごい優しく明るい人だなぁ…なんて 思いながら、走り去っていく桃色の人を見る。
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ゆっくりと車椅子へと乗る。
風がふき、桜の花びらは空へと舞った
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優しく微笑みながら話しかけて くれる大先生を見てゆっくりと 俺も笑った。
自分は、数日前大先生に 呼ばれ、話されたことがあった
「ゾムさん落ち着いて聞いてね。」
「…おん」
「…ゾムさんの寿命は後、 1年しかないんや。」
とても驚いたし、怖かったでも、 別にもうよかった。
だって、俺は生まれてからずっと 病院生活だった。
自分には喘息と、足が弱くなる病気 そして今の珍しい難病
…生きる…なんて選択肢はなかった 親にこれ以上迷惑かけたくないから。
俺の病は、治らない
俺はこの桜がまた満開になる頃には ここにはいられないだろう。 俺は、冬を越せないんだ。
…生きる意味すら、無い俺を 大事にしてくれたのは大先生だけだった。大先生はお医者さんで俺の面倒を付きっきりで見てくれるんや
ホンマにええ先生や。 俺には勿体ないくらいに
俺の病室は201…緊急時に医者が 直ぐかけつけられるように 病室が看護師さんの近くの部屋になってる。さっきの人は同じ階だったけれど207だったから直ぐに退院するんやないかな…。
…いつもそう、いつも…俺は この病院で
一人ぼっち。