ある噂を聞いた
竜胆君に彼女ができたらしい
私に好きって言ったのは遊びだったんだね
まぁ私なんか好きになる方がおかしいか
あー私なんで
自惚れてたんだろ
私を好きって言ってくれたのに安心してた私がいたんだ
今日からもう来ないよね
私の初恋は呆気なく終わってしまった
進路相談室にて
先生
お前の成績ならアメリカ留学ができる
先生
特に何もしたいことが無さそうだし留学してみるか?
優永
はい
この時だけは何故か本音が言えた
なんでだろう
もうここに居たくないから
そう強く思ってるからかもしれない
私って結局現実から逃げてるだけなんだな
あ〜
自分が惨めになってきた
もし私も普通の人間として生きることができていたなら
私は竜胆君の隣に居ることは出来たのだろうか
もう竜胆君のことは忘れよう
先生
これ留学の手続きな
優永
1月後......
先生
まぁもうちょい後でもいいなら変更できるぞ
言葉で言うと嘘になってしまう
優永
((`ω´。)(。`ω´))ブンブン
優永
失礼しましたm(_ _)m
留学するまで私は竜胆君を避け続けた
そして今日が留学する日だ
親友
優永〜寂しくなるね〜
親友
(´இ﹏இ`)
優永
別に来なくても良かったのに
親友
優永は最後までツンツンだね
優永
もう会えないかも
親友
会えるよ
優永
名前(親友)私の中で1番の友達だよ
親友
優永がツンじゃない⁉️
親友
珍しい👀
最後に本当のことが言えて良かった
最近こういうのが多い
多いって言っても2回だけど
優永
バイバイ(ヾ(´・ω・`)
親友
バイバイ(ヾ(´・ω・`)
優永は"またね" とは言わなかった