〇〇
新しくBTSの皆さんのメイクアップアーティストになりました!
〇〇
〇〇と申します!よろしくお願いします!
???
よろしくね!〇〇!
そう微笑む彼は凄く愛らしくてとても笑顔が似合っていた
〇〇
は、はい!
〇〇
ジミンさん!
ジミン
ジミンでいいよ!同い年なんだしタメで話そ!!
〇〇
はい!じゃなくて…うん!
ジミン
ふふっ!そっちの方がいい!
〇〇
ドキッ…♡
そう笑う彼に惹かれていった
恋に落ちた
〇〇
今日のメイクは…
ジミン
うんうん!よく出来てる!!
〇〇
あ、ありがとう…/////
ジミン
本当に〇〇は凄いな〜!
ジミン
尊敬するよ!
〇〇
(/// ^///)
グク
ヒョン!あんまり〇〇ヌナ褒めないでください!
ジミン
なんでだよ?!
グク
ヒョンが褒めたらヒョンのメイクばっかり行っちゃうじゃないですか!?
グク
僕もして欲しいのにぃ!
〇〇
あははw後でやってあげるよ!グクくん!
ジミン
ちぇっ
グク
やったぁー!
幸せだな…
そう心の底から思えた
けど…そんな日々が続くはずもなくて…
サクラ
初めましてぇ♡新しくメイクになりましたぁサクラでぇす♡
サクラ
よろしくお願いしまぁす♡
〇〇
(根っからのぶりっ子って感じ…)
〇〇
よろしくね!
サクラ
…
〇〇
(えっ…無視…?)
ジミン
おい…サクラ、〇〇がよろしくって言ってるだろ?
サクラ
ふぇっ?!気づきませんでしたぁ影が薄すぎて!あはっ♡ごめんなさぁい〇〇ちゃん?
〇〇
あ、あはは…
彼女は私のことが気に入らないみたいで嫌がらせをしだした
〇〇
あれ?メイク道具がない?!
サクラ
あれぇあれぇ〜♡もうそろそろでBTSさん達、入ってきますよぉ?
サクラ
どうするんですぅ?
〇〇
ッ…い、急いで探してくるから…
サクラ
間に合いませんけどねぇ(ボソッ)
〇〇
あっ
散々探し回ってみつけたメイク道具はあまりにも無様になってゴミ箱に捨ててあった…
それからというもの、彼女の嫌がらせはどんどんエスカレートしていった
私も耐えかねて証拠動画を撮ったけど…もう
遅かったみたい
〇〇
あっ!皆さん!お疲れ様です!後で話があるので残ってもらっても…サクラさんも!
ナムジュン
わかった…こっちも話がある…
〇〇
…?…ありがとうございます
・・・
〇〇
ではお先にどうぞ
ナムジュン
〇〇…よくそんなしれっとできるね…
〇〇
えっ…?
サクラ
本当に…最低ですよ…
グク
あんた、サクラヌナのこと虐めてるだろ
〇〇
は…?え?ちょっ…えっ?
〇〇
待って…頭が追いつかない…え?
グク
しらばっくれんな!!
〇〇
ビクッ!
〇〇
いや、本当に!!証拠はあるんですか?!
サクラ
ありますよっ!!!!
サクラ
ほらっ!!
サクラがみせた腕や脚には沢山の傷がついていた
〇〇
なにこれ…
ジミン
…
ジン
証拠…あるけど?
〇〇
これはっ!
サクラ
いつも…呼び出されて…怖かったッッッ
〇〇
私がやった証拠には!!
ジン
いい加減もがくのやめなよ…見苦しい…
ジン
サクラが怖がってるだろ?
ナムジュン
それが何よりの証拠なんじゃないのか?
シュガ
ま、お前今日でクビな
〇〇
え…?
シュガ
サクラ…怖かったよな…守ってやれなくてごめんな
サクラ
シュガオッパは悪くないっこの〇〇とかいう”悪魔”が悪いんですっ
〇〇
悪…魔……?
意味がわからない なんで私はこんなに責められてるの? なんで誰も庇ってくれないの? 私の信頼はそんなものだったの?
〇〇
(辛い…これ以上この場にいると取り返しのつかないことをしてしまいそうで怖い…)
私はそう思い
〇〇
わか…り、ました…
〇〇
今、まで…本当…に
〇〇
ありがとうございました、
ガチャッ
ジミン
〇〇…!
シュガ
追うなよ…あいつが悪いんだから
ジミン
そうと決まったわけじゃ!
グク
はぁ…見損ないましたよヒョン
グク
これをみて、あいつがやってないって言い張る方がおかしい
ジミン
こっちのセリフだッ!
ジミン
こんなの自分でいくらでもつけれる!なのに…なんで…
ジミン
もう…話しかけないでください…
ジン
ッ…
〇〇
はぁはぁはぁ…
〇〇
(必死に走って呼吸が苦しい…)
〇〇
(みんな、傘さしてるのに私だけずぶ濡れ…)
〇〇
ふっ…くっ…うっ…ひっ…く…なん、で…もっ…と…早く言わなか…ったんだろう…っ…ぐすっ…ひっく…ふ…ぐっ…
・
・
・
・
・
司会
今回は大人気アイドルグループBTSが出演します!!
司会
お楽しみに!!
客
きゃぁぁぁぁ!!!
サクラ
頑張って下さいっ♡
ナムジュン
あぁ
ジン
頑張るよ!
ジミン
…
司会
それではどうぞ!
ジミン
(駄目だな…みんな、〇〇と比べてしまう)
〇〇
ジミンっ…
ジミン
えっ…?!
そそくさと逃げていく後ろ姿をみつめる
ジミン
(〇〇!!!)
ジミン
愛してるっ!!!!
ジミン
この世界で誰よりも!
ジミン
君を!ずっとずっとずっと!!
ジミン
愛し続けるから!!
〇〇
ッ…
背中が震えてる…
ジミン
どれだけ広いこの世界でも小さな君の背中を追い続けるよ…
バッ!
ジミンがステージを降り、〇〇を追いかける
ジン
何やって…?!
ナムジュン
おい嘘だろ?!
ジミン
(いいんだ…なんと言われようと…)
ジミン
(僕は君を愛す為に生まれてきたんだから)