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6月9日 ジメジメした空気が肌にまとわりつくようになった。野薔薇ちゃんは頬杖をつきながら窓の外を眺めている
釘崎
すず
ふっと笑いながら私を見つめる野薔薇ちゃん
釘崎
唐突な質問に不意をつかれる。そう、野薔薇ちゃんは私と虎杖くんのことを知っている。私が一方的に彼のことを好きなだけだが
すず
自信なさげに言う私を見ながら、呆れたようにため息をつく野薔薇ちゃん。
釘崎
すず
野薔薇ちゃんは少し目をぱちくりさせたが、ニィっと笑いながら身を少し乗り出す
釘崎
すず
釘崎
野薔薇ちゃんは人差し指を1本立てて、身を乗り出したまま焦らすように言う
釘崎
すず
釘崎
…タッパとケツ?ケツはわかるとしてタッパ…?
すず
釘崎
…これは、最悪なパターンだ。私が全く虎杖くんのタイプじゃない!!
すず
釘崎
釘崎
すず
机に突っ伏して野薔薇ちゃんを見上げる。野薔薇ちゃんはニヤニヤしたまま「ふん」と鼻を鳴らして私を見下ろす
釘崎
すず
野薔薇ちゃんは頬杖をついたまま、再び窓の外を見る。外ではぽつぽつと少しずつ、雨が降り出していた
釘崎
まだ不満気な表情で私は野薔薇ちゃんを見上げてたけど、野薔薇ちゃんの言葉はなぜか安心するし、説得力があった
すず