一覧ページ

ただの人間の僕がエルフと出会った話

第10話 - 10話　🍌の過去の話

255

2025年08月01日

#dzr社

#異世界

#dzl社

#qnor

りねん

はぁい！

りねん

りねんです！

りねん

フォロワー60人ありがとうございます！

りねん

これからも頑張っていこうと思います！

りねん

それではー！

りねん

れつご！！

おんりー

………。

おらふくん

おんりー、目覚めませんね…

ドズル

ね、怪我は全部治したのになぁ…

めん

結構高度な魔法連発してたしな…

ぼんさん

無理な契約の負担もあるだろうしな

ネコおじ

心配ですね…

おんりー

…………っ

おんりー

んんっ……

おんりー

あれ、ここは…、？

おらふくん

おんりー！目覚めたんか！

おらふくん

ここは僕らの家やで！

おんりー

………！

おんりー

そっか、家に戻れたんだぁ…

おんりー

みんな、無事だった…？

おらふくん

うん！みんなほぼ無傷！

めん

結構あっちはギリギリだったらしいけどな…

おんりー

あっちって？

おらふくん

仁ってやつがおったやろ？

おらふくん

そっち。

おんりー

なるほど

ドズル

別に手こずってはないですけどー…

ぼんさん

あいつ、適応するの早かったよな

ネコおじ

ほんとに…

ネコおじ

ぼんさんの毒魔法もすぐ適応されちゃいましたもんね…

ぼんさん

1番分解するの早かったよ、あいつ…、

おんりー

あはは、w

ドズル

そういえばだけどさ、

ドズル

おんりーって結局どこからきたの？

おんりー

どこって？

ドズル

いや、さ

ドズル

ここの国名も知らなかったんでしょ？

おんりー

え、

おんりー

日本じゃないんですか？

ドズル

違うね…

おんりー

………

ドズル

知らなかったの？

おんりー

おらふくんが最初に言ってたような…？

おらふくん

言った気がする…？

ドズル

じゃあ、転生ってやつかなぁ…

ドズル

おんりーの日本？での最後の記憶はわかる？

おんりー

えっと…、、

おんりー

家庭教師のバイトに行こうとして

おんりー

歩いてたら、トラックに轢かれて…っ

ドズル

なるほど、

ドズル

多分だけど、トラックに轢かれたことがトリガーで

ドズル

時空が歪んで、この世界に来たって感じなのかな…

おんりー

……なるほど、？

ドズル

ねぇ、おんりー

ドズル

僕、おんりーのいろんな話聞きたいな

おらふくん

え！？ずるいっすよ！

おらふくん

僕も聞きたい…！！

めん

じゃあ俺もー！

ぼんさん

俺も〜！

ネコおじ

じゃあ、僕も…、？

おんりー

………、、、

おんりー

そんな話せるような感じじゃないですよ？

ドズル

別に大丈夫だよ

ドズル

話してごらん？

おんりー

え、っと…、

おんりー

………っ、

おんりー

ｯﾋｭ……、！？

おんりー

……っ、ｹﾎｯｺﾞﾎｯ

おらふくん

おんりーっ、！

おらふくん

大丈夫か、？

おらふくん

ゆっくり、呼吸して？

おんりー

……っ、？

おんりー

……ｹﾞﾎｯ、！？

おらふくん

おんりーっ、、

めん

おんりー、落ち着け

めん

俺に合わせて呼吸してみて？

おんりー

………っ、、、！

めん

吸って…

めん

吐いて…

めん

吸って…

めん

吐いて…

おんりー

………、

おんりー

ごめん…、

おんりー

なんか急に、息できなくなっちゃって…

めん

大丈夫、対応は慣れてるからさ！ﾆﾔｯ

おらふくん

なんやねん！こっちみてニヤニヤして！

めん

べっつに〜？

おらふくん

はぁぁああ…、！？

おんりー

……ふふっ、w

ドズル

ごめん、おんりー

ドズル

話したくない感じだね…

ドズル

無理に話さなくていいよ、

ぼんさん

そうそう、俺こそごめんな、？

ぼんさん

そんな、嫌な記憶だったなんて…っ、

おんりー

いや、別に大丈夫です

おんりー

俺も、話聞いて欲しいなっ、て？

ドズル

…ならいいけど、、

おんりー

じゃあ話してもいいですか…、？

ぼんさん

おう！

ぼんさん

これでも話聞くのは得意だぜ？

めん

俺も俺も！

めん

結構頼られるところはあるしな〜

おらふくん

おんりー、この人らが信用できんかったら、

おらふくん

僕だけでもええんやで？

ネコおじ

無理しない程度でいいので、教えて欲しいです。

おんりー

………、

おんりー

じゃあ…

おんりー

おはよう、

母親

………

父親

………

おんりー

（今日も無視、か）

おんりー

（ご飯も、2人分しか用意されてない）

おんりー

（今日は、機嫌悪い日なんだ）

おんりー

（早く行かないと、）

おんりー

（お勉強になっちゃう…っ、）

おんりー

行ってきます

うちの親はいわゆる「毒親」というものだった。

なにか俺が親を不機嫌にさせることがあれば、

「お勉強」と称して暴力を振るわれる。

そして、親の機嫌がいい日でないと

ご飯は食べられない。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

おんりー

おはようござ、、！？

ﾊﾞｼｬｱｱｧｧｱﾝｯｯ

おんりー

…………っ、

友達①

うわ、ばい菌が教室汚したー！

友達②

汚ったねぇなぁ！

友達②

さっさと拭けよ！

おんりー

……はい。

学校に行けば、毎日いじめられた。

物を隠されるところから、

校舎裏に呼び出されて殴られるところまで。

おんりー

（また、机汚されてる）

おんりー

（それに、花？）

おんりー

（これって、、）

おんりー

ユ、リ…？

「さよーなら！」

おんりー

ただいま

母親

……っ、！

母親

おんりー、、！

おんりー

……ｯぁ、

おんりー

（あ、これ）

おんりー

（ダメなやつ、だ）

母親

こっちきなさい

おんりー

……はい

おんりー

（痛い）

おんりー

（血が出てる）

母親

おんりー、今日バイトがあるからね？

おんりー

あ、

おんりー

わかった

そんな毎日の俺の唯一の救いは、

家庭教師のバイトだった。

愛

そうだったのぉ…

愛

大丈夫だった？

おんりー

うん…

おんりー

まだ、痛い…

愛

わ、ほんとだっ、

愛

すごく痛そぉ…、

俺が教えていた子は「愛」という名の女の子。

何を話しても、この子だけは聞いてくれて、

俺は正直、愛さんに恋していた。

愛

なにがあっても、愛だけはおんくんの味方だからねっ？

おんりー

うん……！

おんりー

ありがとう…！

愛

んふっ♡

愛

ねぇ、おんくんっ

おんりー

なに？

愛

愛ね、好きな人がいるのっ！

おんりー

…好きな人？

愛

そうっ！

愛

その人はね〜、

愛

毎週勉強を教えてくれて〜、

愛

その子の弱い部分も隠さず教えてくれて〜、

愛

とっても優しくて、かっこよくて、可愛い人っ！

おんりー

…それって、？

愛

もぉ、鈍感だなぁ

愛

おんくんのことだよっ？♡

おんりー

………！

おんりー

お、れ？

愛

そうっ！

愛

愛は、おんくんがだ〜い好きっ！♡

おんりー

……っ！

おんりー

俺も、！

おんりー

俺も、愛さんが好き…、です！

愛

ほんとっ？嬉しい…！♡

それから俺たちは付き合い始めた。

愛

ねぇ、おんくん？♡

おんりー

ん？

愛

愛、疲れちゃったなぁ…、♡

おんりー

じゃあ、ちょっと休憩する？

愛

んー、眠いから寝たいなぁ…

愛

ダメ…、？♡

おんりー

まあ、いいけど…

愛

えへ、やった！♡

愛

じゃあおんくんもこっちおいで？♡

愛

愛が一緒に寝てあげる！

おんりー

え、あぁーっと…

愛

いや、だった…？

おんりー

嫌、じゃない、けど

愛

あ！わかったぁ！

愛

照れてるんでしょ！♡

愛

おんくん可愛い〜♡

おんりー

別にそんなんじゃないよ…

少しだけ、怖かった。

少しだけ、女性が怖かった。

愛

じゃあいいじゃんっ！

愛

ほら、おいで？♡

おんりー

……うん

愛さんは違うってわかってたのに

母親みたいに変なことされたらって

怖くなった。

愛

えへ、♡

愛

おんくんっ、だーいすきっ！♡

ﾁｭｯ（頬

おんりー

……っ、！？

愛

あはは、びっくりしてる〜

愛

かわいい〜♡

愛

ねぇ、おんくん

愛

今度は愛にしてみて…？♡

おんりー

………、

ｽﾞｲｯ（頬近

愛

もー、違うってぇ…

愛

ほっぺじゃなくて、

愛

くーち♡

おんりー

………っ、

愛

ほーら、早くして？♡

愛

………

愛

もー！

愛

愛怒ったから！

愛

愛からするね？♡

ｽｯ（🍌頬添

愛

んーっ♡

おんりー

……っ、

怖い。

怖い！

おんりー

やめてっｯ、！

ﾊﾞｼｯ（愛頬叩

愛

いたっ、！？

おんりー

っはー、、はーっ

手がじんじんと痛くて、

前を見れば、

頬を赤く腫らした愛さんがいて、

愛さんは今にも泣きそうになってて…

愛

……っ、ふぇっ、

愛

ふぇええぇえぇんっ…、、

愛

いたいっ、いたいよぉっ、、！

おんりー

あいさ…っ、

愛

っ触らないで！

愛

今日はもう帰って。

おんりー

……わかっ、た

おんりー

本当に、ごめん…っ、

俺を見る愛さんの目はとても冷たくて

あぁ、やってしまった。

俺を愛してくれた唯一の人なのに。

やってしまった。

次のバイトの時謝ろう、と

考えながら家に帰った。

だから俺は考えていなかった。

このことが親にバレるかもしれない、

ということを。

おんりー

ただいま…

母親

っ！おんりー！

父親

お前、なんてことをしてくれたんだ！

おんりー

…っえ？

父親

お前、自分が何をしたか、

父親

わかってるのか！？

おんりー

なに、って…、？

父親

愛さんに手をあげたらしいじゃないか！

父親

本当に、なんてことをしてくれたんだ…、！

父親

わかってるよな！？

父親

愛さんのお父様の会社に俺が勤めてるってこと！

父親

このままじゃクビになる…、

父親

今まで母さんがお勉強をさせていたが、

父親

今日からは俺がする。

おんりー

……っ！？

そりゃあ、男と女の力じゃ

天と地ほどの差が出る。

父親

こっちにこい。

父親

物置に行くぞ。

おんりー

…はいっ、、

俺は、物置に連れて行かれた。

おんりー

……っ、！いたいっ、！

おんりー

やめて、！

おんりー

ゔぁっ、、？！

おんりー

おぇっ、、

おんりー

げほっ、、

おんりー

おとうさっ、！

おんりー

もう、やめてっ、、くださっ、

おんりー

おごっ、、、！？！？

おんりー

ごほっ、、げほげほっ、、、！？！

ｶﾞﾁｬﾝｯ

おんりー

っ…………、。

物置の扉が閉められた。

あたりは真っ暗で、

血が出過ぎたからだろうか、

視界がぐるぐるする。

頭がぼーっとする。

息がしづらい。

気持ち悪い。

おんりー

……っ、げほっ

おんりー

おぇっ、、

もちろん、胃に何も入っていないから

吐きたいのに吐けない、

嫌な感覚が俺を襲った。

おんりー

（やば、）

おんりー

（意識が…、）

おんりー

…………。

意識を失ってから、どれほど経ったのだろう。

ｶﾁｬｯ

おんりー

っは…、！

戸の鍵を開ける音で目を覚ました。

父親

おい、

父親

学校の時間だ。

父親

さっさと行ってこい。

おんりー

………！

外に出れる。

それだけで嬉しかった。

まだ、学校の方がマシだった。

それに、学校が終われば、

バイトがある。

愛さんに会って、謝ることができる。

早く、行こう。

おんりー

おはようございます。

…………。

おんりー

（あれ？）

おんりー

（水は？）

その日から、学校でのいじめは

ぴたりとやんだ。

だけど、

みんなからの扱いも、

掃除の時間も、

休み時間も、

放課後も、

全て、関わりが消えた。

おんりー

…………、？

嬉しいような、

悲しいような、

複雑な感情だった。

特に何事もなく、学校が終わった。

おんりー

………？？？

本当に何もなく帰れたのは久しぶりだった。

今日は、いい日だ。

きっと愛さんも許してくれるはず。

そんなことを思いながら、

愛さんの家へ向かっていた。

その時だった。

ｷｷｰｰｯｯｯ

体に大きな衝撃が走った。

「轢かれた」

そう思うのに時間がかかった。

全てがスローモーションに見えた。

愛

………w

あぁ、そうだ。

思い出した。

その時に、みたんだ。

見えてしまったんだ。

霞んでいく視界の中

トラックが来た方向の道路に

にっこりと笑っている愛さんを。

おんりー

これが、

おんりー

俺の過去、です。

ドズル

………、

ぼんさん

………っ、

おらふくん

………っ、、

めん

………。

ネコおじ

………っ。

おんりー

（誰も何も言わない）

おんりー

（まあ、そうだよな）

おんりー

（こんな話されても、）

おんりー

（迷惑なだけだよな…っ、）

おんりー

っ、なんて

おんりー

今のは全部嘘ですよ！

おんりー

本気にしないでくださっ、、！？

おらふくん

…………っ！！ｷﾞｭｰｯ

おんりー

おらふ、くん…？

おらふくん

おんりぃ、っ

おらふくん

辛かったなっ、

おらふくん

辛かったよな…っ、！

おんりー

別に…、辛くは…っ

おんりー

それに、おらふくんのほうが結構深刻な…

おらふくん

強がらんでよ…っ、！！

おらふくん

僕はっ、！！

おらふくん

おんりーの仲間、やで！？

おんりー

………っ、！

ドズル

そうそう、

ドズル

ていうか、おらふくん

ドズル

「僕は」じゃなくて、

ドズル

「僕らは」でしょ？

おんりー

っふ……、

ぼんさん

おんりー、

ぼんさん

こんな信用ならないようなおっさんにも

ぼんさん

話してくれてありがとう。

ぼんさん

えらいぞ！ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

おんりー

ぅぁ…っ、

めん

俺は、おんりーの気持ちが全部わかるわけじゃない。

めん

だけど、

めん

だけど、おんりーが今まで全力で頑張ってきたことはわかった。

めん

これからは、俺らがサポートしていくから、

めん

ちゃんと頼れよ？

おんりー

………っ、ｺｸｺｸｯ

ネコおじ

ほんと、おんりーﾁｬﾝはえらいです。

ネコおじ

今までよく、頑張りましたね、

ネコおじ

とってもいい子ですよ？

ネコおじ

今は少し、休みましょうか。

おんりー

うぁ……っ、、

おんりー

うあぁぁああぁっ、、！

おんりー

すぅ…すぅ… (_ _).｡o○

ドズル

おんりー、寝ちゃったね

ぼんさん

まあ、いっぱい話して疲れたんだろ

ネコおじ

今はゆっくり休ませましょう

めん

ほんと、よくここまで頑張ったよな

おらふくん

………

めん

おらふくん？

おらふくん

……ずるい。

めん

ん？

おらふくん

その愛っていう子！ずるい！

めん

……え？

おらふくん

僕だってまだおんりーと寝たことないのにぃ…、！！

めん

そう来たかw

おらふくん

もー！！！ずるいずるいー！！！

ドズル

wまあ、

ドズル

目覚めたら一緒に寝るお誘いしてみたら？w

ぼんさん

キモがられないよう、気をつけろよ？

ネコおじ

恋の進展一歩目ですね

めん

がんばれ、おらふくんw

おらふくん

うぅぅぅ……っ！！

おらふくん

絶対追い抜かしたるからなーっ！！

おんりー

……んん、

ドズル

ちょ、声抑えて…w

ドズル

おんりー起きちゃう…

おらふくん

……っあ、

ぼんさん

別の部屋行こーぜ

めん

そうっすね

ネコおじ

いきましょー

おらふくん

おんりー、また後でなっ！

りねん

はあ！

りねん

つかれたぁあぁああ！！！

りねん

やばやばやばい

りねん

460超えたぜ

りねん

ひゃっはー！

りねん

リア友にバレたくさいので、

りねん

怖いですがこれからも頑張ります（？）

りねん

じゃあね〜！

ただの人間の僕がエルフと出会った話

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

255

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

りねん

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ただの人間の僕がエルフと出会った話

第10話 - 10話　🍌の過去の話

作者の他の作品すべて見る

#dzr社の新着小説
一覧

関連するタグ

ただの人間の僕がエルフと出会った話

第10話 - 10話 🍌の過去の話

作者の他の作品すべて見る

#dzr社の新着小説一覧

関連するタグ

第10話 - 10話　🍌の過去の話

#dzr社の新着小説
一覧