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きっと今日も湊先輩は私を見てくれない。
また同じような毎日が続くんだ
母
雫
雫
母
雫
母
母
雫
遅刻気味で急いで足を動かしていた時だった
先輩と女の子が肩を組んで歩いていたのを見た気がした
でも、急いでいたよく分からない
雫
そう自分に言い聞かせた
美香
雫
美香
雫
「きゃーーー!!!!」
いきなり数人の女子の叫び声が聞こえた
湊
湊
湊
美香
胸がぐっと痛くなった
雫
雫
美香
雫
雫
雫
美香
キーンコーンカーンコーン
チャイムが体育館中に鳴り響く
体育の先生
体育の先生
クラスメイト達がはーいと返事をし、チームごとに別れていく
体育の先生
なんだか頭がぼーっとする
きっと先輩ののことを考えてしまってるんだな
雫
雫
雫
クラスメイト
クラスメイト
美香
雫
バン!!!!
痛々しい音が体育館にひびく
それと同時に頭から順に痛みが体に走る
意識がどんどん遠のいていく
美香
クラスメイト
もう何も聞こえない
だんだんと意識が戻ってきた
まぶたをゆっくり押し上げる
視界のぼやけが取れて声をする方を見て見た
雫
私は硬直した
雫
そこには美香でもクラスメイトでもなく
知らない人がいた
雫