TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

いつ気付いてくれる? 日常編

一覧ページ

「いつ気付いてくれる? 日常編」のメインビジュアル

いつ気付いてくれる? 日常編

1 - いつ気付いてくれる? 日常編

♥

126

2018年10月08日

シェアするシェアする
報告する

原家の日常

俊哉

ただいま

雛里

パパだ!

お父さんが帰ってくると 雛里はすぐ玄関へ行く

俊哉

ただいまー、雛里。

俊哉

元気にしてたか?

雛里

うん!

雛里

ママの言うことちゃんと
聞いたよ!

俊哉

偉いなぁ

俊哉

そんな雛里には
ご褒美やらないとな?

雛里

やったぁ!

雛里

じゃあ、グルグルって
してほしいなっ

俊哉

グルグルな?

俊哉

いいよー。

由梨

あ、おかえりなさい
お父さん。

俊哉

ただいま。母さん

俊哉

奏志は?

由梨

寝てるよ

由梨

私の買い物が長くなっちゃって

由梨

起こすのも悪いなって

俊哉

そうか。

俊哉

雛里、奏志が起きたら
4人で遊ぶか?

由梨

身体、大丈夫?

俊哉

大丈夫だよ

俊哉

ありがとう。母さん

由梨

あ、そろそろお米炊けるんだ

俊哉

分かった

俊哉

じゃあ風呂入ってくる

由梨

はーい

雛里

雛里も入るっ!

俊哉

お、一緒に入るか?

雛里

うん!

雛里

パパ大好きだもんっ

由梨

はいはい、じゃ
二人で入っておいで

雛里

わーい!

俊哉

じゃ、お風呂場行くか!

雛里

うんっ!

二人はお風呂場へ行く

由梨

さてと、そろそろ
起こさないと

由梨

奏志、起きなさい

奏志

……。

由梨

買い物、付き合わせてごめんね

由梨

疲れてるのは分かるけど

由梨

そろそろご飯だから。

奏志

ご飯!?

由梨

あら、起きてたの?

奏志

ご飯だっ!

由梨

ちゃんとパパに
挨拶してね

奏志

分かった!

由梨

じゃあ、奏志も一緒に
パパと雛里と一緒に
入る?

奏志

ママは入らないの?

由梨

うーん、ママは
まだお仕事あるから。。

由梨

ごめんね。

奏志

ううんっ

奏志

二人と入ってくる!

由梨

ふふ、行ってらっしゃい。

奏志は走って お風呂場へと駆け込んだ

ガラッ

奏志

パパっ!おかえり!

俊哉

おー、ただいま

俊哉

買い物、手伝ったんだって?

奏志

うん!

俊哉

奏志も偉いなぁ

雛里

ねぇねぇ、雛里と
どっちが偉い??

俊哉

うーん、どっちも
偉いから選べないな

雛里

えーっ!

奏志

なんだよー!

俊哉

コラコラ。喧嘩しない

奏志

…はい

雛里

…うん

俊哉

よし、じゃ奏志にも
頭洗ってやるか!

奏志

いいの!?

俊哉

おう!

由梨

ふふっ

由梨

仲がよろしいこと。

由梨

はぁ、なんでこんな時に
限って生理なのかしら。

由梨

おっと、そろそろ
準備しなきゃね。

私は急いでご飯の支度をする

しばらくすると3人が 戻ってきた

俊哉

ふぅ。さっぱりした。

雛里

わーい!

奏志

待て待てっ!

由梨

こら、家の中で
走らないの。

奏志

ごめんなさい

雛里

ごめんなさい

俊哉

ははっいい子だな

由梨

素直すぎ。。

俊哉

今日のご飯は
カレーか!

雛里

雛里、カレー大好きっ!

奏志

僕もっ!

由梨

ふふ。ありがとう。

由梨

じゃ

一同

いただきまーす!

雛里

パパ、やっぱり今日は
いいよ?

奏志

うん、パパ疲れてそう

俊哉

そんな事ないよ?

俊哉

まぁ、二人がそう言うなら
甘えようかな?

雛里

うん!

奏志

パパに倒れられたくない

俊哉

心配すんなよ

俊哉

パパは倒れたりしないから

由梨

倒れたりでもしたら

由梨

私、泣いちゃうからね?

雛里

そうだよっ

雛里

雛里も泣いちゃう。

奏志

僕も、大泣きしちゃう

俊哉

お、おいおい

俊哉

倒れてもないのに
そんなこと言うなって笑

由梨

冗談よ

俊哉

あははっ

雛里

…決めた!

俊哉

ん?

雛里

雛里、将来パパと結婚する!

由梨

えーっ!

由梨

じゃあママも結婚する!

雛里

ママ、もうしてるじゃんっ!

由梨

ふふふっ

由梨

もう一回結婚したいなぁ。

雛里

じゃあ、どっちが先に
振り向かせるか勝負しよっ!

由梨

いいよ。

由梨

よーし。
雛里には負けないからねっ

雛里

雛里も負けないもん!

雛里

ね?パパ

雛里

パパは雛里だよね?

俊哉

えー、パパ二人とも
愛してるからなぁ。、

由梨

っ///

由梨

や、やだぁ。
お父さんったら

雛里

あー!ママが照れてるよっ!

由梨

雛里も、からかわないの笑

奏志

じゃあ、僕
将来ママと結婚するよ!

俊哉

ダメダメ、ママとはパパが
結婚するんだから

奏志

なんでよっ!いいじゃんか

奏志

ママ、どっちが好き?

由梨

奏志かな?

俊哉

ガーンッ)な、なんだよー。

由梨

嘘よ。

由梨

二人とも愛してる。

俊哉

か、母さんっ!(泣)

奏志

ま、ママ!
パパが泣いてるっ!

雛里

どうしたの?パパ。

由梨

そっとしてね

由梨

色々あるのよ

俊哉

結婚してからも
その言葉が聞けるなんて
俺は嬉しいぞぉ。。

由梨

子どもの前で
デレないでよっ

由梨

恥ずかしい。

雛里

ラブラブだぁ!

奏志

だね!

俊哉

だろ?

雛里

鼻水垂らしてるパパ。
嫌い。

俊哉

ガーンッ)そ、そんな事言うなよ

雛里

鼻かんでから!

俊哉

…すみません。

俊哉

ゴシゴシ)…ふぅ
治ったよ!

雛里

来てもいいよっ!

由梨

二人とも、ご飯中よ。

俊哉

あ、ごめん

雛里

ごめん。

由梨

遊ぶなら
ご飯食べた後ね?

俊哉

はーい

雛里

うん!

その後も色々話をして

あんなに小さかった 二人が中学生になるなんて

雛里

おはよ

由梨

おはよう

奏志

由梨

おはよう

奏志

…おう

奏志

父さんは?

由梨

お仕事行ったわよ

奏志

そう。

雛里

あ、お母さん

雛里

明日、バスケ部の大会あるから
良かったら見に来て?

由梨

じゃあ仕事が終わり次第行くわね

雛里

無理しなくていいんだよ?

由梨

ありがとう

奏志

ご馳走様。

奏志

じゃ、行ってくる

由梨

行ってらっしゃい

奏志

おい、雛里

奏志

チンタラ朝飯食ってると
朝練遅れんぞ

雛里

あっホントだ

奏志

じゃ、行ってくる

由梨

行ってらっしゃい

雛里

あっ!

雛里

モグモグもぐっ)

雛里

ま、まってぇ!(口に含みながら)

奏志

食いもん口ん中
入れたまんま喋んなよ!

雛里

ゴクッ)ふぅ。

雛里

ごめんごめん

奏志

たくっ。

奏志

行くぞ

雛里

はいはい。

雛里

お母さん、行ってきます!

由梨

行ってらっしゃい

いつもの日常。 いつも楽しい日々

そんな二人が高校生になった日

俊哉

ただいま

由梨

おかえりなさい

リビング

雛里

あ、お父さんおかえり

俊哉

ただいま

奏志

おかえり。

俊哉

ただいま。

俊哉

二人でなにやってるんだ?

雛里

んーとね

奏志

キス、とか言ったら
どうする?

俊哉

なっ!

奏志

嘘だよ

俊哉

お前、俺に似てきたな…

奏志

え、父さんと似るのは
嫌だな

俊哉

なんで嫌なんだよ笑

奏志

えー、ドSの人こわぁい

雛里

ドSじゃんか。

奏志

うるさい

雛里

あははっ!

由梨

お父さんに似てきたわね。

俊哉

…あんな風だったか?

由梨

うん

俊哉

ま、まじか

由梨

二人、仲良いわね

俊哉

ま、それはそれで
いいんじゃないか?

由梨

それもそうね笑

俊哉

じゃ、風呂入ってくるよ

由梨

うん

雛里

あー、なんか眠くなってきた

奏志

寝んの?

雛里

寝ようかな

奏志

おやすみー

雛里

おやー。

由梨

おやすみ

雛里

おやすみ

奏志

……なぁ母さん

由梨

なに?

奏志

母さんに相談したい事が…。

由梨

どうしたの?

奏志

…実はさ

奏志

同じクラスに好きな奴がいて。

奏志

けど、その好きな奴は俺の部活の
先輩のことが好きで、先輩も
その人が好きでさ

奏志

俺、どうすればいいかな

俊哉

その先輩から奪っちゃえよ

奏志

と、父さん!?

由梨

ふふ、そういうのは
お父さんが詳しいわ

奏志

え、えぇ。父さんに
話すのかよ。

俊哉

なんだよ、俺じゃ嫌ってか?

俊哉

俺も母さんを振り向かせるのに
2ヶ月かかったんだぞ?

由梨

ふふ。

奏志

そんなに!?

俊哉

あぁ。

俊哉

よし!俺が飯食べてる間
相談受けてやろう

奏志

…はいはい

…………。

奏志

…な、なるほど。

俊哉

出来そうか?

奏志

…多分。

俊哉

お前なら出来るよ

奏志

…あ、ありがと。

俊哉

おう!

俊哉

ご馳走様

俊哉

今日はもう遅いから
俺が洗っとくよ

由梨

え、いいのに

俊哉

いいから

俊哉

母さん、今日夜勤なんだろ?

由梨

ま、まぁ。

俊哉

じゃ、今は仕事に専念しろ

由梨

…ありがとう

由梨

あ、そろそろ時間だわ。

由梨

それじゃ、行ってくるわ

俊哉

送ってこうか?

由梨

いいわよ。

由梨

それより、あなたも
身体の疲れ取って?

俊哉

…いいよ

俊哉

襲われたら嫌だから。

奏志

…行ってらっしゃい

由梨

行ってくる

由梨

朝ご飯、冷蔵庫に入ってるから
チンして食べてね

奏志

分かった。

奏志

おやすみ

由梨

おやすみ

俊哉

おやすみ。

車の中

由梨

ごめんね、送らせちゃって

俊哉

いいんだよ

俊哉

俺が送りたいだけだし

由梨

…。

俊哉

なぁ

由梨

ん?

Dキス

俊哉

はっ。

由梨

はぁ、はぁ

俊哉

久しぶりだよな

俊哉

こんなキスするの

由梨

ふふ。そうね

俊哉

…な、なぁ

俊哉

久しぶりにさ

俊哉

やらねぇ?

由梨

……。

俊哉

日曜日でいいからさ

俊哉

日曜なら二人も出掛けてるだろ?

由梨

…い、いいよ///

俊哉

決まりだな

俊哉

じゃ、行ってらっしゃい(チュッ

由梨

んっ

由梨

行ってきます。お父さん

由梨

後、お疲れ様。

俊哉

そっちもな

俊哉

じゃ。

由梨

うんっ!

私はいつも通り夜勤の仕事をする

そして日曜日。

彼の言った通り 二人は出掛けている

私と彼は久しぶりの 快感を求めて行為をしている

もちろん、避妊はして。

楽しい毎日が続く中 奏志と雛里がいよいよ 成人へと旅立つ

由梨

大きくなったね。雛里、奏志

俊哉

俺は嬉しいぞっ。

雛里

やだぁお母さんったら

雛里

父さんもやめてよ笑

奏志

いいんじゃないか?
今日ぐらい

奏志

俺達、もうあの家には
帰らないんだし

由梨

しっかりご飯食べるのよっ

奏志

うん。

俊哉

ちゃんとした生活しろよ?

奏志

…うん

奏志

ありがとう

奏志

父さん、母さん。

雛里

今までお世話になりました

奏志

たまには顔出すよ

由梨

うんっ

由梨

奏志、教師の仕事
頑張れっ

由梨

雛里も、弁護士頑張ってね

雛里

ありがとう。

雛里

あ、そろそろ行かないと

奏志

あ、俺も。

俊哉

…じゃあな

由梨

また来てね

雛里

うんっ!
あ、ありがとう!(ギュッ

俊哉

よしよし。

由梨

あ、泣く。

奏志

…じゃあな

奏志

ありがとう

雛里

バイバイ!

二人は2台の引越しの車へ 入っていく

姿が見えなくなるまで 私達はその場にいる

俊哉

…大きくなったな

由梨

…そうね。

俊哉

この家も、寂しくなったな

由梨

でも、あなたと一緒なら
寂しくないわ

俊哉

嬉しいこと言ってくれんじゃん

俊哉

…なぁ。

俊哉

日曜の次の日の祝日
休みだから

俊哉

どっか行かねぇか?

由梨

いいよ!

由梨

行きたいっ!

俊哉

決まりだな

由梨

……。

由梨

じゃ、家。
入ろっか

俊哉

そうだな

月曜日、久しぶりに 出掛けたの楽しかった

私達はまたいつもの様に 楽しい日常を送り続け

新たに嬉しい知らせが入る

一番最初は 奏志が結婚。

その一年後ぐらいで 雛里が結婚した

また新たに 私達家族は

共に道を歩み続ける

loading

この作品はいかがでしたか?

126

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚