コメント
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いやいや 最&高 ですね 🥺💗 akso 大好き なんです !!😭✨ 文章力 高すぎて もう 震えてますよ !!? 🫵🏻✨✨🥺 神作 ありがとうございます🙇♀️💗
うん最高💛💜 またakso書いて欲しいです!!!
『 君は敵で 、恋人 』2話
※異世界パロ ※ご本人様とは一切ご関係ございません ※下手 ※R無
start
翌朝、境界に薄い霧が立ち込めていた。
akは炎の民の本陣へ戻るなり、何人もの戦士に囲まれた。
soも同時刻、水の民の長老たちに呼び出されていた。
昨夜の戦闘での "不自然な連携" が、両族の疑念を決定的にしたのだ。
akは族長の前に立たされ、厳しい視線を浴びた 。
akは押し黙る。
しかし沈黙が、かえってすべてを語っていた。
一方、soも同じ問いを向けられていた。
soは俯いたまま、指先を震わせる。
隠しきれない。
隠すべきではない 。そう胸が告げていた。
そしてその日の午後、両族が境界の広場に集められた。
冷たい風が吹き抜ける中、炎と水の戦士たちが互いに距離をとって並び立つ。
akとsoは中央へ歩み出るよう命じられた。
2人は視線を合わせることすら許されないまま、 背筋を張って前を向いた。
族長が声を響かせる。
周囲の空気が重く沈む。
その中心で、akが息を吸い込んだ。
ak.
soが横で緊張に震えるのが伝わる。
akは拳を強く握りしめ、叫ぶように言った。
ak.
ak.
ak.
ak.
広場がざわめきに揺れた。
その瞬間、soも前へ出た。
勇気を振り絞ったように声を上げる。
so.
so.
so.
両族の戦士たちのざわめきが次第に大きくなる 。
「敵と恋に落ちるなど …… ! 」 「禁忌だぞ ! 」 「どちらかが裏切ったのか !?」
非難の声が飛ぶ中で、akは一歩soの前に出た。
ak.
ak.
ak.
ak.
soもまた、震える声で続けた。
so.
so.
so.
so.
so.
その言葉が落ちた瞬間、地鳴りが響いた。
森の奥から、再び魔獣の咆哮がこだました。
戦士たちが振り返ると、昨日倒したはずの魔獣とは別の、より巨大な影が迫ってくる。
恐怖で声を失う者たちの中、akとsoだけが迷わず前に出た。
ak.
so.
2人が同時に駆け出したその背中は、昨日まで“敵”と呼ばれた姿ではなかった。
炎と水が並んで大地を照らす姿に、誰もが息を飲んだ。
akの炎はより激しく燃え上がり、
soの水は光を放つほど澄み渡り、
互いの力が完全に重なった瞬間 ___ 。
ak.
so.
光と熱が爆ぜ、轟音とともに魔獣が倒れ伏した。
圧倒的な一撃だった。
静寂の中、2人は互いの手を取って立ち上がった。
息を乱し、傷だらけで、それでも離れようとしなかった。
その姿は、争うために生まれた者たちではなく 、
守るために選び合った者たちの姿だった。
族長たちはしばらく沈黙し、そして ___ 。
長い沈黙のあと、炎の族長が言った。
続いて水の民の長老も深く頷く。
akとsoは驚いて顔を上げた。
涙を滲ませたsoを、akはそっと肩に寄せる。
ak.
so.
境界地帯に、初めて温かな風が吹いた。
炎の赤と水の青が重なり合う光の中、
2人はようやく、誰に怯えることもなく手を取り合った。
争いの歴史に 、終わりが訪れた瞬間だった ___ 。
- END -
結構適当ですみません
書いて欲しい𝖼𝗉あったら教えてください🙇♀️