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長い溜息。
あーぁ、"幸せ"がどんどん逃げちゃうじゃん。
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構ってくれたクロノアさんには我儘言って泣きついて...
わざわざ外まで着いてきてくれたしにがみさんには冷たく当たって...
本当、意味わかんない。
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トラゾーとしにがみが外へ行ってから、俺はクロノアさんに話しかけた。
pe
kn
先程トラゾーにいれてもらっていた珈琲を飲みながらこちらを見るクロノアさん。
pe
kn
pe
kn
何を言う そんな感じで乾いた笑みを零す貴方は怖くて
pe
kn
pe
pe
kn
しまった...つい強く言ってしまった...っ、
kn
kn
pe
なんで濁すんだ。 そう疑問を抱きながらも、俺は俯いた。
これ以上しつこく強く聞いてしまうと、喧嘩でも怒ってしまうかもしれないからね。
ガチャ
kn
pe
トラゾー達かな、そう思ったけれど目の前には涙目のしにがみが。
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何も意図していないのか、 しにがみは無表情だった
pe
pe
sn
やっぱり、泣いてるのに気づかなかったんだ。
sn
pe
kn
俺達だって、動画では「しにがみアホだなぁ」や「バカだなぁ」とは言ってるけど...
それは動画の話。
だから、何故自分からこんなに悲しいことを言うのか、しにがみの気持ちを理解できなかった。
sn
sn
pe
kn
珍しく声を荒らげるクロノアさん。
あぁ、やっぱり。 何かあるんだ。
クロノアさんはそれを知ってるんだ。
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kn
俺はここまで泣いているしにがみを見たことがない。
だからこそ、息が詰まりそうなほど悲しいし、俺だって苦しい。
それはクロノアさんも同じみたいで。
俺はそう1人で悶々考えていると、苛立ってきていた。
パシンッ!
sn
俺が頬を思いっきり叩くと顔を歪めるしにがみ。
クロノアさんはその様子を見て驚いていた。
kn
俺が叩いた所が赤く染っていくしにがみの頬。
少し強くしすぎたかな と思いつつも、俺は思った事を口にする。
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pe
pe
pe
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pe
pe
pe
pe
少し言い方強かったかな、厳しかったかな
俺のその不安はすぐに吹き飛んだ。
自分で自分の頬を思いっきり叩くしにがみ。
いつの間にか涙は止まっていて、気合を入れているようだ。
pe
sn
pe
kn
kn
pe
sn
トラゾーさんの所へ!
コメント
3件
結構な殴り書きだからハート嬉しい