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あなたの優しさは…

痛かった。

花菜

はぁ……

花菜

どうして誰も…わかってくれないんだろう。

花菜は、全てに嫌気が差していた。

花菜

もう…

花菜

どうにでもなっちゃえ!

そして、花菜はネットに逃げた。

花菜

こんにちわ(*^^*)

亜希

こんにちわ

結衣

こんにちは〜

海斗

こんちゃ〜

亜希とはグループで知り合った。

いつしか… 個人でやり取りするようになり…

花菜

暇だねー

亜希

そうだね。

花菜

あ、あのさ…

亜希

ん?

花菜

私…亜希の事好き…なんだけど…

そして、私は告白した。

告白してから数ヶ月… 私達は幸せだった。

花菜

亜希は優しいね。

亜希

そうかな?

花菜

優しいんだよ。とっても…

亜希

なにかあった…?

花菜

…?別に。何も…

その日の夜だった…。

花菜は、親にネットに逃げたことがバレ、どうしてこんな事をしてるのかと問い詰められた。

どーしてこんなことをするの!

花菜

ご…ごめんなさい…。

それにこの人は誰?

同じ学校の人?

亜希だった…

花菜

………。

どうして何も言わないの?

もういいわ。電話して聞くから。

花菜

ま…まって…

花菜

不在着信

不在着信

亜希

ん…なんだこれ…

プルルルルル… (かけ直す…)

もしもし?

亜希

あ…の…もしもし?

花菜の母です。

貴方は花菜とどんなかんけいなの?

亜希

えっと…

亜希

お付き合いさせてもらっています…

お付き合いですって!?

貴方がどう思っているか知りませんがもうこの子にはかかわらないでください。

ブチッ… プープープー

亜希

き…きられた…

亜希

何だったんだ…

花菜

ママ…

花菜、いい?

馬鹿なことしないで。

携帯は返すけど、もう二度と亜希さんと連絡は取らないで!

分かったわね?

花菜

は…はい……。

プルルルル…

亜希

もしもし…?

花菜

あ…ごめん…。
私…花菜だよ…。

亜希

花菜!

大丈夫……?

花菜

う…うん…。

花菜

あのね…お母さんに、もう亜希と連絡するなって言われたの…。

亜希

そっか…

花菜

それでもね…。
急にこんな事になったの謝りたくて電話したの。

ごめんね…(泣)

亜希

大丈夫だよ。

花菜

ほんとにごめんね…。

花菜

亜希……

亜希

…?

花菜

別れよ…(泣)

亜希

………うん。

花菜

でも…ね…
友達でいたい…(泣)

亜希

いいよ。

私は自分の図々しさを恨んだ。 亜希は…本当に優しかった。

ある日のことだった。

花菜

はぁ…つまんない…。

私はそう思い別のグループをのぞいた

花菜

こんにちわー

こんにちわー

そこで…彼と出会った。

亜希との関係が曖昧なまま、花菜は涼に出会った。

そして……

俺…花菜のことが好きなんだ。

花菜

………

付き合ってくれ…!

花菜

……はい。

そして…私達は付き合うことになった。 勢いだった。そんな感じだった。

そんなある日…

亜希

花菜元気…?

花菜

うん。

亜希

そっか。良かった。

花菜

あのね…亜希

亜希

ん…?

花菜

私…好きな人が出来たの。

亜希

彼氏…?

花菜

うん…。

亜希

そっか。良かったね。

その日の夜… 亜希と電話した…。

そしたら…

亜希

あのさ…

花菜

なに…?

亜希

やっぱり……花菜の事好きなんだ。

亜希

もう一度やり直せないかな…?

花菜

……いや…でも…

花菜

私には彼氏が…

亜希

分かってる…。

だめなのは…

花菜

花菜

………ごめん。

亜希

そっか…そうだよね…。
ごめん。

亜希

幸せになってね。

花菜

……うん。ありがとう

花菜

亜希はいつだって優しかった。

花菜

どんなときも…優しかった。

花菜

私がふったのに友達でいてくれて…

花菜

私に彼氏ができて、

花菜

亜希は…私が好きだといったのに…

花菜

それでも私の幸せを願ってくれた。

花菜

……亜希。

別れてくれ。

そう言われたのは…あまりにも突然だった。

花菜

そっか…。

花菜

今までありがとう

なのに…ちっとも悲しくなかった。

それより…嬉しかった。 どこかでこうなる日を望んでいたのかもしれない…と思った。

花菜

亜希…?

亜希

どうしたの?

花菜

あのね…

花菜

私…ふられちゃった。

亜希

……大丈夫?

花菜

うん。これでよかったの…。

亜希

…そうなの…?

花菜

亜希…ごめんね。

花菜

私…やっぱり…亜希すき…。

花菜

自分勝手なのはわかってるけど…
好きなの。

……ごめんね。

亜希

……そっか。

亜希

俺も好きだよ。

そして私達はまた付き合った。

花菜

それでも…

花菜

辛かった…

花菜

私は…2回も亜希をふった。

花菜

私が…亜希を好きでいる権利なんてないのに…

花菜

亜希は笑って…許してくれた。

花菜

優しくて…どこまでもやさしくて…

花菜

ほんと…馬鹿だな………。

花菜

優しすぎるよ…

花菜

そして…私は

ほんとに…最低だった。

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