奏海
私はいつの間にか最初の空に戻っていた。
誰かが、私を押したんだ。
その感覚だけが、背中に残っていた
奏海
落ちてる!?
私は勢いをつけて落っこちていた
その時、また私の背中にあの痛みが__
奏海
奏海
奏海
奏海
そこは誰もいなく、私がひとり神社の前にたっていた
歩き出そうとした時__
玲
男の子
男の子
男の子
さんざんに酷い言葉をぶつけた子供たちは、去っていった
玲
奏海
奏海
その男の子、玲くんは私の声には振り向くことなく、賽銭箱に近ずいて行った
玲
玲くんは手を合わせながら、そう言っていた。
そして、1円を入れてしまった
奏海
私の声は誰にも届くことはなかった
奏海
今度はあの、花畑に移っていた
玲
奏海
私が玲くんに触れようとした時
私の手は玲くんをすり抜けた
その時思った。
これは、玲くんの記憶なんじゃない?
奏海
奏海
触れることの出来ない玲くんに私はできるだけ優しい言葉をはなった
玲
玲
そう言って、玲くんはかわへ近ずいた
奏海
玲
玲
そして、玲くんを私が見たあの黒い雲が囲み始めた
玲
玲
玲
その時は、玲くんは必死に水の中でもがいていた
私は近寄っていったが、触れることの出来ないこの子をどうしたらいいの?
玲
玲くんは消えた
奏海
奏海
その時どこかから、
"お姉ちゃん"
私はそう、聞こえた
奏海
水翔
奏海
ごめんなさいぃ、、
私はひたすら泣きじゃくった
水翔
奏海
私がないている間、水翔は何も聞かずに抱きしめてくれていた
水翔
奏海
水翔
奏海
私はあったことを話した
水翔
奏海
奏海
水翔
奏海
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
奏海
背中に再び痛みが走った
奏海
奏海
奏海
水翔
奏海
私は水翔に連れられるまま、障害者用のトイレに連れ込まれた
水翔
奏海
服を脱いで、上半身が下着だけになる
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
水翔
奏海
奏海
あまりの恥ずかしさに、私は走って逃げてしまった