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般若
柊さんの勝負も着きましたし
般若
私たちの番ですね。
般若
どうします、
お先にやりますか？
お先にやりますか？
桜 遥
俺がやる。
般若
では私は見ていますね。
楡井 秋宏
桜さん頑張ってください
蘇枋 隼飛
応援していますよ。
梅宮 一
桜、沢山
話して来い
話して来い
般若
柊さん、お手当てします。
動かないでください。
動かないでください。
柊 登馬
あ…あぁ、すまん。
般若
……。
般若
すみません、
お手洗いに行ってきます。
お手洗いに行ってきます。
楡井 秋宏
え、あ、はい！
十亀 条
ゆっくり
楽しみたいんだよねぇ…
楽しみたいんだよねぇ…
桜 遥
…かかってこいよ。
般若
……。
(もう終わったかな…)
(もう終わったかな…)
楡井 秋宏
あ、般若さん
般若
……まだ終わって
いないみたいですね。
いないみたいですね。
楡井 秋宏
…はい。
十亀 条
はー…喧嘩って
心地のいいもん
だったんだねぇ
心地のいいもん
だったんだねぇ
桜 遥
同感だ
知らなかったよ。
知らなかったよ。
十亀 条
ふー…十分
付き合ってもらったし…
付き合ってもらったし…
十亀 条
終わりにしようか
桜 遥
だな。
十亀 条
ギブアップ…
般若はステージに上がる
般若
…勝負あり…か。
般若
やはり、私の出る幕は
なかったんですね。
なかったんですね。
桜 遥
やはりって…
般若
お2人は
お手当てしますね。
お手当てしますね。
兎耳山 丁子
すごい凄い！
君強いんだね！
君強いんだね！
般若
兎耳山…
兎耳山 丁子
たしか君、
喧嘩してないんでしょ？
喧嘩してないんでしょ？
兎耳山 丁子
梅ちゃんやる前に
勝負してあげようか？
勝負してあげようか？
般若
……。
梅宮 一
お前は俺と勝負だ
般若
肩、貸しますよ。
歩けますか？
歩けますか？
梅宮 一
1つ聞きたいんだが…
兎耳山 丁子
なに？
梅宮 一
さっきの喧嘩を見て
何も思わなかったのか？
何も思わなかったのか？
兎耳山 丁子
え？
なにが？
なにが？
梅宮 一
…そうか。
梅宮 一
残念だ…
兎耳山 丁子
…残念？
兎耳山 丁子
なんで？
般若
終わりました。
桜 遥
おう
十亀 条
ありがとう。
十亀 条
……。
般若
なにか？
十亀 条
…君のお面の下…
どんな顔なんだ？
どんな顔なんだ？
般若
…普通の顔…です。
十亀 条
とってくれない？
般若
すみません。
十亀 条
…そっか。
「思い出せぇ！」
「兎耳山ぁ!!!」 ｺﾞﾝ!!!!!!)
兎耳山 丁子
大の字に倒れる)
般若
！
般若
(やっと勝負が着いた…)
般若
(全く…怪我人が
どんどん増えるし…)
どんどん増えるし…)
般若
(猫の手も借りたい。)
十亀 条
ごめん…ちょーじ
兎耳山 丁子
…？
十亀 条
俺がちょーじを
1人にした…
1人にした…
十亀 条
1人にして…ごめん
十亀 条
ごめん…
ごめん……ちょーじ
ごめん……ちょーじ
？？
近づく)
兎耳山 丁子
…？
兎耳山 丁子
あれ…お面ちゃん……
般若
……。
般若
ｷﾞｭｰ)
(兎耳山と十亀を
抱きしめる)
(兎耳山と十亀を
抱きしめる)
兎耳山 丁子
……へ
十亀 条
…は
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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