父親
桜采
母親
父親
母親
桜采
父親
母親
バタン
桜采
さっき殴られた所が ズキズキする
それに、昨日から 何も食べていない
桜采
冷蔵庫を開けると お酒がいっぱい
ぼくが食べられそうなものは 何も無い
桜采
そんな淡い期待を胸にこっそり外に出る
桜采
月明かりがぼくの影を作る
でも、おかしい…
もう一つ影が出来ている
体が震える。こわい、
だれ…?
詩悠
優しい声、落ち着く声、 聞き覚えがある
桜采
なんの意味も無い音が口から 漏れる
桜采
数ヶ月前
詩悠
唯一優しい声で 話しかけてくれた
桜采
消え入るような声でも 聞き取ってくれた
詩悠
桜采
あの時はお母さんに言われて コンビニに来た
でも、たばこなんて買えない
この人にも そう言われると思った
詩悠
そう言ってたばこを 渡してくれた
そのおかげで、 お仕置されずに済んだ。
安心できる人
詩悠
桜采
詩悠
桜采
グルル…
詩悠
桜采
詩悠
桜采
詩悠
桜采
詩悠
詩悠
可哀想な子
俺が君を街で見つけた時、 どれだけ興奮したか分かる?
君と話したいが為に コンビニで アルバイトしたんだよ
ヤクザの若頭である俺が アルバイトしてるなんてって、
仲間たちは死ぬ程驚いてた
でも、可愛い可愛い君と お話出来るなら 何もいらなかった
もう離さない。 俺が守ってあげるから
コメント
9件
ストーリー神ってる
ああ、、好き ご飯 何杯も行けるわ 裏でものすごく愛してるの自分好きかも♡