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コメント
9件
Happy endだぁ!!やっぱ2人が笑顔でいなきゃですね!
二人の笑顔が思い浮かんだ、笑笑 やっぱりバッドエンドがある時はハッピーエンドも見とこ!
これはこれで涙腺がぁぁぁ🥲🥲 HappyEndも神です🥹💓
いや,私も2人にとっての ハッピーエンドが書きたかったです,,🥹
🥟&🐥…⸜❤︎⸝ ~𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂 𝓮𝓷𝓭~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※このシーンの前までは同じです!!
やがて僕は眠くなってきた。
君と一緒にいるというのはやはり こういうことだったんだろう。
でもいいんだ。
君に出逢えて初めて誰かを愛せたんだ。
これが僕のハッピーエンド。
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お土産はこれもこれもって考えてたら, 意外とすぐに集まっちゃった!
まだブリザードは止んでなくて, ヒョンジンはきっと寒がってるはず。
早く戻ってあげないと。
「スノーランド」からかき集めたお土産を両手で抱え, 元いた洞窟へ急いだ。
洞窟へ戻ると,ヒョンジンは壁にもたれ掛かって 俯いていた。
寝てしまったのだろうか。
眠るヒョンジンの隣へ腰を掛けて, 冷たい僕の手を首にぴとっと当てる。
すると,ヒョンジンの肌は僕の体温とほぼ変わらないのでは というぐらいに冷たかった。
Fx.
Hy.
Hy.
Fx.
Hy.
Fx.
もうすぐで止むであろうブリザードは 少しだけ弱まってきたけど,まだ風はある。
今,外に出ればヒョンジンは簡単に凍え死んでしまうだろう。
僕は考えた。
体温は無くても,どうにか当たる冷たい風を 防げないかと。
そう考えたとき,僕は迷いもなくヒョンジンを抱きしめた。
Fx.
Fx.
Fx.
Hy.
Fx.
温かい,?
僕は体温も無いのに。
それほどに外から入ってくる風が寒かったのだろう。
相変わらず寒さに震えるヒョンジンをずっと 抱きしめながらブリザードが止むのを待った。
僕はいつの間にか眠ってしまっていた。
外はすごく静かで,星空が見える。
Fx.
僕の腕の中で丸くなっているヒョンジンの肩を揺らす。
Hy.
Hy.
Fx.
大丈夫な訳がない。
顔色も悪く,寒さで唇も血色感を失っている。
僕はリュックを身体の前に背負い,ヒョンジンの前に屈む。
Fx.
Fx.
ここまで弱っている人間が歩けるはずがない。 僕がヒョンジンを下まで送る。
Hy.
Fx.
Fx.
僕はヒョンジンを背負って,走った。
僕の肩を掴むヒョンジンの手は, 時々力が抜けてずり落ちそうになる。
Fx.
遂には僕の問い掛けにも応じなくなり, 手はだらんとぶら下がったまま。
僕は息が上がって,涙で前が見えなくなっても ただひたすらに走った。
やっとヒョンジンが住んでいる国に着いた。
この国はすごく暖かい。
みんな半袖を着ていて,額から流れる汗を 布で拭っている。
これがヒョンジンの言っていた夏なのだろうか。
僕は道行く人に訪ねて,ヒョンジンの家を探した。
その時,ヒョンジンの知り合いだというおばさんに出会った。
おばさんの後を着いていくと,ヒョンジンの家に着いた。
ヒョンジンのリュックに括り付けてあった鍵で ドアを開け,中に入る。
テキパキと動くおばさんの指示に従い, ヒョンジンをお風呂場まで連れて行った。
お風呂の湯をためている間に,ヒョンジンには 毛布を包ませ,手足にシャワーのお湯をかける。
熱さに慣れない僕には,お湯が熱くて仕方なかったけど ヒョンジンを温めるために, 軽い火傷を起こしながらも我慢した。
お湯がある程度溜まり,ヒョンジンを中に入れる。
突然の暖かいお湯で身体が赤くなっているけど, 確実にヒョンジンは体温を取り戻していた。
Hy.
Fx.
Fx.
Hy.
Fx.
Fx.
目を再び覚ましてくれたヒョンジンに安堵して 全身の力が抜け,また涙が溢れた。
Fx.
Fx.
Fx.
Hy.
水を含んで重くなった服を脱がせ, また温まらせる。
完全に温まったら,お風呂から出してあげて 服を着させ,ヒョンジンの部屋へと連れて行く。
ベッドに寝かせて,毛布や布団をかけると ヒョンジンは,やっと安心した表情で目を開けた。
Hy.
Fx.
Fx.
Fx.
Hy.
Hy.
Hy.
Fx.
Hy.
Fx.
Hy.
Hy.
Fx.
Hy.
Fx.
Hy.
Hy.
Fx.
Fx.
Hy.
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僕の命の恩人,フィリックスは 僕と一緒に住むことになった。
理由はスノーランドは ひとりぼっちで寂しいから。
2つ目は,付き合ったから。
あと,僕の面倒を見ないとまた山に登るかもしれないからって 見張っておきたいのも1つの理由らしい。
この暑さに慣れないフィリックスは 毎日かき氷や普通の氷を頬張りながら暮らしている。
フィリックスから貰ったお土産は それはそれは大切に飾り,一生の思い出となった。
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end…♡
うん、これはハッピーエンドだ★ やっぱりヒョンリクスは笑いあっててほしいです 一生ね。