1人転がるベットの上。
耳に残る彼の声。
シオン
今更後悔。
でも、また会えるから。
少し気持ちが浮きながら眠りについた。
シオン
目覚ましもかけずに眠ってしまい、起きたら遅刻寸前。
珍しく、驚いた表情を顔に出して、飛び起き身支度を始めた。
ピンポ-ン
寝癖を整えるまもなくなるチャイム。
シオン
友達の少ない私の家に来る人といえば、N〇Kの集金か、怪しい宗教の人だけだ。
慌てて玄関のドアを開けた。
シオン
ゆあん
ピンポンを押したのは彼だった。玄関の前で苦笑して立っている。
ゆあん
ゆあん
『寝癖くらい治しなよ』っと私の頭を撫でるように治してくれる。
シオン
ゆあん
シオン
シオン
学校が始まる10分前。
私は全力で走っても早くないので絶対10分は過ぎてしまう。
どうしよう…っと焦った表情を顔にした時
ゆあん
シオン
彼は、ヒョイッと私を持ち上げた。
なんとお姫様抱っこだ。
そして走り出した。
シオン
ゆあん
シオン
図星である為何も抵抗できなくなった。
シオン
ゆあん
シオン
小声で呟いただけなのに聞き取られ、意地悪にそういう所。
昔から変わらなくて嬉しかった。
恥ずかしさもあって、スク-ルバックを強く抱きしめたが、顔はニヤけそうで仕方がない。
ゆあん
シオン
走りながら言う彼の声は少しも疲れているようには見えない。
ゆあん
ゆあん
シオン
どうして嘘を着いたのか疑問に思ったまま、私は彼に体を預けた。
時間ギリギリになんとか着いた。
教室前の誰もいないところで下ろしてくれた。
ゆあん
ゆあん
シオン
シオン
ゆあん
シオン
友達感覚で言える言葉。
また会いたいとは言いずらいから遠回しに言ったつもりだった。
ゆあん
去り際に見た彼の顔は赤かった気がするが、気のせいなのか…
彼の顔を他の人が見た時、少しコソコソと話されていたことはこの時の2人は知らない。
主
シオン
主
シオン
主
主
ゆあん
主
ゆあん
主
主
主
主
シオン
コメント
2件
わたし8行ったことあんぞ!