課題と夕食、そして2度目のお風呂を終えて就寝の時間
リオ
湊まだ起きてる?
湊
うん?起きてるけどどうかした?
学園寮のベッドは2段ベッドになっており、湊は下、リオは上を使っている。
リオ
明日なんだけどさ…夢の国行かない?外出届け出してさちょっとした旅行気分で
湊
夢の国ってディ◯ニー◯ンドの事?
リオ
うん…ダメ?
湊
いや、ダメではないけど…どうしたの?急に
リオ
いや、この冬期休暇が始まって結構日数経ってるけど俺達課題や鍛錬ばかりやって何処も出かけてないなぁと思ってさ
湊
言われてみればそうだね…じゃあ行こっか夢の国何泊かしてさ
リオ
あぁ…そうだな、確か夢の国はホテルがあるから予約と何日かの外出許可の書類は俺が用意しとく、だからそれまでに荷物まとめておいてね、俺はもう済ませてあるから。
湊
わかった(もしかして事前に用意してたな…それから俺に提案って…全くリオらしいな…)
魔法学園は外出届を提出しないと学園から出る事は許されない、例え家庭内の事情であろうとも、事件性を防ぐ為である。
リオ
さてと、二人分の外出届を送信…後は許可が降りるのを待つだけだ。
湊
いつも思うけど…仕事早いよねリオって
リオ
臨機応変にやってるだけだ、後先考えず動く湊とは違う
湊
むー…俺だってちゃんと状況把握位やるよ〜(TT)
リオ
はいはい返事来たら知らせるから、先に寝てて俺は許可の返事待つから来次第寝る
湊
わかった、じゃあ先に休むよ…ふぁ〜おやすみリオ
リオ
おやすみ湊また明日
二人がおやすみと言いあった後リオの端末に通知が来る。
内容は…
『外出を許可する、ただし外出中魔獣等に遭遇した場合は各々対象する様に』との内容だった
リオ
よし…許可は降りた…
しっかし、学園側はたまに無責任だな…ま、今に始まった事じゃないからいいけど…魔獣対策なんて心得てるしな…
そう呟くとリオは端末の外出許可に『了解』と返信し就寝した。