~ 自己紹介 (設定) ~
青
桃
キモ男
モブ美
start
陽が落ちてきた頃.
夕日に照らされている君が 放った言葉に、涙する.
桃
俯き手を差し出す君.
青
人生の中で、1番に泣いたと思う程、 とても泣いた.
それと同時に、 胸が張り裂けそうになる程嬉しかった.
青
力を振り絞り、 言えたことはこれだけ.
この言葉を聞いた君は、顔を上げる.
青
涙で視界が滲んだ.
君の目を見ると、君の目からも 大きな雫が零れていた.
桃
君とのお付き合いは この日、この場所から始まった.
思い出のある日、屋上となった.
でも、僕らの恋を 認めてくれない人は居る.
キモ男
キモ男
僕らの恋は ' 同性愛 ' という言葉に、 きつく苦しめられた.
キモ男
キモ男
青
周りが何を言おうとも、 僕らは愛し合っていた.
僕らはあの日、あの場所で 両思いを知り、付き合った.
それは紛れもない事実であり、 望んでいたことでもあった.
僕らは幸せ.
付き合えたことが幸せで、 関係が壊れることはあってはならない.
キモ男
キモ男
僕の最愛の人の机に書かれた 悪意のある文字を雑巾で、力強く消す.
キモ男
キモ男
青
青
悪意のある言い方で、 僕の怒りを鎮める.
雑巾を頭に被った男は、 雑巾を手に取り床に投げつけた.
キモ男
キモ男
苛立ちの言葉を漏らし、 小さな瞳で僕を睨む.
そんなことをして 何になるのだろうか.
これは僕にも言えることだけど.
この日から、標的は 君から僕へと移ったようだ.
君と仲良く話せるならなんでもいい.
最愛の人が苦しまないなら.. それでいい.
' 同性愛 ' は可笑しいのだろうか?
なんで、同性で 愛したらダメなんだろう..?
好きになったのが 同性だっただけなのに..
なんで周りに批判されなきゃ 行けないんだろう.
なんで僕は殴られるんだろう.
僕は桃くんと 付き合わなければよかったのかな?
君と僕は愛したら いけない存在だったの?
僕はなんで桃くんが好きなの?
そっか..全部が解決する方法.
わかっちゃったなぁ
きっと僕には 生きる価値なんてなかったんだ.
だから僕は..
人を好きになっちゃいけないんだ.
僕が死ねば..全部、全部全部っ!!
解決するじゃん..
青
キモ男
キモ男
キモ男
あんなことも言われない..
あんなこともされない..
桃くんの悪口もなくなる..
僕に高望みはダメだよね..
そうだよ..そう、
君とお付き合いを始めた屋上.
始まりがここなら、 終わりもここだよね.
ありがとう..ごめんね..
青
~~~~~~~~♪ (電話の通知)
ぽちっ
青っ?!お前どこいんだよっ!!
黙ってんじゃねぇっ!
青
は..?なにがっ!!
それになんだよ、お前の机っ!!
相談くらい..しろよっ、!
青
青
は..?お前どこいんだよ、?
死ぬとかやめろよ..?笑えねぇよ..?
青
青
青
勝手に終わらすなよ..っ
青
青
青
青
頬にたくさんの雫が渡り、 地面に水玉模様ができる.
青
君との時間は無駄じゃなかった.
君と居て、 楽しくなかった時なんてない.
鈍い音が大きく響く.
なぁ...嘘だろっ、
おいっ、青っ!!
..ごめん、気づけなくて...っ
彼氏失格だわ..っ ((ポロ
静かな屋上で 1つの携帯から響く声が沈黙を破る.
最愛の人を置いて死んだ君は、 1番の幸せ者だった.
コメント
2件
初こめ失礼します.ᐟ 主様の作品好みすぎました✨ フォロー失礼します.ᐟ.ᐟ