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部活の先生

それで、代わりの先生が

誰だろう

やっぱり、美術だから女の先生だよね

部活の先生

1年生の理科の担当の

うそ

部活の先生

益田先生だ

やっぱり

でもなんで

理科と美術関係ないじゃん

部活の先生

先生は誰でも良かったんだがな

部活の先生

益田先生が「やりますっ」って言ってくれたから

益田先生から引き受けたの?

ありえない

でも、少し笑みが溢れた

なぜですか

亜美(あみ)

ただいまぁ

お帰り亜美。

家に帰宅するとまず、母が迎えてくれる

そして

いつものように

学校での出来事や様子を話す

そう。美術の先生がんになってしまったんだ

可愛そうだね

亜美(あみ)

うん。優しかったからショックだった

そして

亜美は、ふと思い出す

亜美(あみ)

あ、そうそう

亜美(あみ)

それでね

亜美(あみ)

なぜか分からないけど、部活の先生がいない代わりに

亜美(あみ)

私のクラスの教科担任の理科の先生になったの

母は不思議そうな顔でこちらを見ている

そうなんだ。

亜美(あみ)

うん。正直嬉しい😄

私は口が滑って、つい言ってしまった

え、どうして?

亜美(あみ)

え、あぁっと

亜美(あみ)

な、なんでもないっ

母はなぜかニヤニヤしてる

いいねえ。

もう母は気づいていた

流石親

自分の部屋に移動する

そしていつもどおり

彼氏の海斗に電話する

亜美(あみ)

通話終了

通話
14:24

亜美(あみ)

もしもし。海斗?

海斗

ああぁ。もしもし。

亜美(あみ)

学校どう?

海斗

うん。楽しいよ

亜美(あみ)

そっか。よかったね

海斗

うん。そっちは?

亜美(あみ)

凄く楽しいよ!!

海斗

そっか。またいじめられてない?

亜美(あみ)

うん。大丈夫。

私は小学生の時にいじめられていた

亜美(あみ)

心配してくれてありがと。

海斗

別に。大丈夫なら良かった

亜美(あみ)

うん

亜美(あみ)

あのさ

海斗

なに?

不思議そうな声をあげる

亜美(あみ)

あのぉー。

亜美(あみ)

私達さ

海斗

うん

海斗

言いにくいこと?

亜美(あみ)

え、まあ

海斗

じゃあ会って話そ

亜美(あみ)

え、余計言いにくいよ

海斗

そう?じゃあ早く言って

亜美(あみ)

うん

亜美(あみ)

あのさ

亜美(あみ)

私達

亜美(あみ)

別れよう。

言うのが辛かったけど

これで良かったって今思う

海斗

え?、、!

海斗

どうしてだよ。

亜美(あみ)

ごめん

海斗

理由をいえって

亜美(あみ)

分からないよ。私にも

亜美は、少し潤目でいった

海斗

好きな人。できたのか?

亜美(あみ)

だから!!分からないって!!

ぶちっ

電話を切る

これで良かったんだ

本当の自分になるには

こうするしかなかった

先生と生徒の間に関係を作ってはいけない

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