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名もなき僕らに色がさす

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名もなき僕らに色がさす

第3話 - 続く関係

35

2023年01月07日

#シクフォニ

#bl夢小説

#男主

#オリジナルキャラクター

翠臁

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翠臁

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蓮

で、どうしたんだ。急に呼び出して。

白虎

んー、面倒なことになったっていうか〜…この前の歌い手のやつあったよね？

蓮

ん？あぁ。

白虎

あいつらとの関係はまだまだ続くらしい。

そう言われ、ラインの画面を見せられた。そこには上からの指示が書かれていた。

白虎

今回は何の御用で？

　

この前連絡があった歌い手グループは覚えているか？

白虎

インパクト強めのイケメンどもやったんで覚えてますよ？

　

ソイツらを業界的に潰せ。

白虎

俺らの使命はあくまでもネット野郎の救済のはずですが。

　

私たちの業界に不必要だ。
いらないものは処分せねばならない。

白虎

はぁ、具体的にどうせいと？

　

まずはアイツらの裏側を掴め、何でもいい。ネットの暴露目的のチャンネルに売り込めば一発だ。

白虎

潜入方法は？

　

お前と蓮をマネージャーに推薦した。すぐに採用の通知が来るだろう。

白虎

了解。

　

随時連絡をするように。

白虎

てことがあったわけ。

蓮

潰す…上は何を考えてるんだ？
まさか歌い手業界にも足を踏み入れるつもりか？

白虎

さぁな、だけど与えられた使命には従わなきゃなんねぇ。
支度しろ、あっちに引っ越すらしい。

蓮

ここら辺、住み馴れて気に入ってたんだがな。

ぱっと映し出されたのは綺麗な一軒家。ここに住むのか？と言いたげな表情で白虎を見ると、頭をかいた。

白虎

…シェアハウスだよ。
あの歌い手グループ、固まって過ごしてるから、マネージャーの俺らも行くんだよ。

蓮

…パーソナルスペースが皆無だな。

白虎

文句あんなら歌い手の事務所にいいな。
事務所の方針らしいからな。

入れられたコーヒーを飲みながら、ふっとため息を吐いた。ここから始まるのは、普通じゃない、歌い手たちとのシェアハウスだった。