鏡春千夜
マイキー
北側のエリアに着くと、蘭達は手当たり次第に部屋を開け探し始めた。
蘭
蘭
ガチャッ
蘭
蘭
蘭
部屋に入った瞬間、蘭は咄嗟にそう感じた。
蘭
蘭
蘭
蘭
蘭は枕についた一本の髪の毛を拾い上げると、眉間にシワを寄せ顔を顰めた。
マイキー
蘭
鏡春千夜
蘭
蘭
マイキー
一向に変わらない状況に、蘭達は頭を悩ませた。
??? 「困ってるみてぇだな」
蘭達
鏡蘭
突如背後から声が聞こえ振り返ると、入口に寄りかかるようにして鏡蘭が立っていた。
蘭
鏡蘭
鏡蘭
マイキー
鏡蘭
鏡蘭はクスッと軽く笑うと、ゆっくりと3人の元へ歩いて行った。
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡春千夜
鏡蘭
鏡春千夜がそう言うと、鏡蘭はバカにしたような声でそう返した。
鏡蘭
鏡蘭
鏡春千夜
鏡春千夜
マイキー
鏡蘭
鏡蘭
すると鏡蘭は蘭に視線を向け、そう聞いた。
蘭
鏡蘭
鏡蘭
蘭
鏡蘭の言葉に、蘭は思わず身体をビクつかせた。
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
蘭
鏡春千夜
マイキー
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
ガッ…!!
鏡蘭が何か言いかけたその時、蘭は突然鏡蘭の両肩を掴んだ。
蘭
蘭
鏡蘭
鏡蘭は不敵な笑みを浮かべると、蘭達にそう言った。
鏡蘭
蘭
しばらく鏡蘭に従いついていくと、蘭達はひとつの部屋にたどり着いた。
ガチャッ…
鏡蘭
蘭
鏡蘭
鏡蘭にそう言われ、蘭は恐る恐るベッドに歩みを進めた。
蘭
蘭
夢の姿を見て、蘭は言葉を失った。
青白い顔と肌、シャツ一枚越しに見える痩せた身体、アキレス腱に刻まれた切り傷。
しばらく体が硬直した、唇だけが小刻みに震えているのを感じた。
マイキー
鏡春千夜
夢
蘭
夢の声が聞こえ、身体の硬直が解かれた。
夢
蘭
しかし夢の口から発せられた言葉は、蘭の中で感じたことのある絶望を蘇らせた。
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭はそう言うと、ベッドに座り込み夢にそっと触れた。
夢
夢
鏡蘭
鏡蘭
夢
マイキー
マイキー
マイキー
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡春千夜
鏡蘭の言葉に怒りが込み上がり、鏡春千夜は鏡蘭に銃口を向けた。
スッ…
鏡春千夜
しかし鏡蘭の額に向けられた銃に、ひとつのか弱い手がそっと触れてきた。
夢
鏡春千夜
鏡蘭
鏡蘭
蘭
ガッ…!!
鏡蘭がそう言った瞬間、へたり込んでいた蘭が彼の胸ぐらをつかみ床に押付けた。
鏡蘭
蘭
蘭は掠れた涙ぐんだ声でそう言い、鏡蘭に拳を振るった。
夢
蘭
しかし夢の声が聞こえ、蘭は思わず振るった拳を止めた。
夢
夢
蘭
ドゴッ!!
蘭
夢に気を取られた蘭、その隙を狙って鏡蘭が拳を振るった。
鏡春千夜
マイキー
鏡蘭
夢
鏡蘭
そう言うと鏡蘭は嬉しそうに、夢の頭を撫でた。
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭
鏡春千夜
鏡蘭がそう言った瞬間、鏡春千夜は背後に気配を感じた。
ドッ!!
鏡春千夜
鏡春千夜は咄嗟に振り返るが、鏡マイキーの姿を目視することなく蹴り倒された。
マイキー
マイキー
ドガッ!!
マイキー
マイキーは反射的に蹴りを入れた。 しかし軽々とかわされ、鏡マイキーの蹴りが入り、後ろの本棚に打ち付けられた。
一瞬浮遊感に包まれるが、すぐに背中に激痛が走るのを感じた。
蘭
マイキー
鏡蘭
鏡蘭
鏡蘭はそう言うと再びニヤッと口角を上げ、蘭に拳を振るった。
To Be Continued…
コメント
37件
ヤバい蘭ちゃんってことは分かってんのに鏡蘭見ると勝手に殺気が…
夢ちゃんが、そんな姿に…元々痩せてるんでしょ?!(別話情報)それからシャツのしたからでも分かる細さって…もうダメだよ!やっぱり鏡の世界と本当の世界の人達は姿が同じなだけで、性格は違うんだね、
相談していいですか? 誰か聞いてください!