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「声」とは.....?

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「声」とは.....?

6 - 永遠にさようなら

♥

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2022年08月14日

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最近、いや、小さい頃から考えてる

声とはなんだろうって

私が考える声とは

自分の思いを伝える道具

道具は壊れたら使えない

私はその道具が元から壊れていただけだ

私はあまり人と関わるのが大変で好きではなかったから

別に声がなくてもいいと思っていた

でも、最近は

鉄朗や、夜久、研磨など、いろいろな人に出会って

声がほしいと思った

でも、どうしようもない

この世界には道具によって直せるものと直せないものが存在する

私が持つ壊れたものは、直せないもの

ただそれだけだ

ならば、違う世界はどうだろう

どこか、この宇宙にもうひとつの世界が存在するかもしれない

もし、もうひとつの世界が存在するならば私は行ってみたい

黒尾

〜〜!!!

誰だろう

呼ばれてる

パチッ

黒尾

「大丈夫か?」

「うん」

黒尾

「じゃあ、もう帰ろう」

「え、部活は?」

黒尾

「茜は今日外出禁止」

「な、なんで!?」

黒尾

「茜は倒れたんだぞ?」

黒尾

「またこんな事があったら大変だろ」

「、、、うん」

黒尾

「てことで、俺らは帰るぞ」

「、、、うん」

カンカンカンカン

「ねぇ、踏み切りに小さい男の子がいる」

黒尾

「ほんとだ、もう電車が来る、って茜!?」

タッタッタッ

男の子

(手を招いている)

ガシッ

ピカッ

黒尾

うわっ(まぶしっ)

黒尾

(目をつぶっている)

黒尾

あれ、俺、なんで

ここにいるんだっけ?

黒尾

今日は部活だったはず

男の子

ようこそ、茜

ここどこ?

!?

なんで、声が出てるの?

男の子

ここは、君が行きたがっていたもうひとつの世界

男の子

君には元からここにいたという記憶にさせてもらう

男の子

茜、なんたって君は

この世界の姫なんだから

え?やめて、来ないで

タッタッタッ

だれか、だれかいませんか!?

男の子

無駄だよ

男の子

ここには誰もいないから

男の子

さぁ、お眠り

パタッ

んっ

男の子

お目覚めになりましたか?

うん

男の子

あなたはこの世界の姫になるということは、お忘れではありませんね?

それは

、、、

もちろん

私は

この世界の姫になる器なんだから

男の子

ニヤッ

夜久

どこ行ってたんだよ〜

黒尾

悪い悪い

黒尾

なんか、気づいたら変なところにいた

夜久

なんだよそれw

この2人はもう出会うことが叶わない

そういう運命だったのだ

黒尾鉄朗はバレーをし、

葛城茜はもうひとつの世界の姫になった

2人とも記憶がない

永遠に戻ることのない記憶

永遠に交わることのない2人

だが、2人はそれを知らない

みなさんも、知らないうちに誰かの記憶がなくなっているかもしれません

これでこのストーリー終わりです

読んでくれてありがとうございました

これからも応援お願いします

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