潔くんが最近つめたい
僕に対して、他の人に対しても、
あの出来事が起きたせいで他の生徒は潔くんに対しあからさまに態度を悪くする
それに潔くんは自分で追い打ちをかけるように……つめたくなった
氷織
(潔くん……)
ガタ
なのか
ヒッ、、なさぃ
氷織
?……あの子
ふと見ると、あの子がおかしいことに気付いた
潔くんが前を通る度に、何か反応している
それも嫌悪じゃない
氷織
(あれは、、、、)
怯え
氷織
氷織
おはよさん
氷織
たしか、
氷織
樋野本なのかさんやんねニコ
なのか
ぇ?
なのか
ぉ、おはよう
氷織
実は僕、あんま友だちおらんから今日1人やねん
氷織
お昼どうしよかなぁ
なのか
ぁ、い、一緒に食べる?
氷織
え?いいの??
氷織
じゃあ今日の昼、"体育館倉庫"に集合ね
なのか
ビク
氷織
うん?どした?
なのか
な、なんでもないよ
昼休憩
氷織
それで、
氷織
一緒に食べてくれるついでに
氷織
質問したいんやけど〜
なのか
なに?
氷織
これ君のキーホルダー?
なのか
あっそれ私の!!
氷織
せやねちょっと落ちてて
なのか
ありがとう!
氷織
なのかさん、それどこでなくした思う?
なのか
ぇ……?
氷織
それな、この倉庫の扉ら辺に落ちてたんや
氷織
あ、あとこれ聞いて
なのか
ス、スマホ?
ポチッ
―♪
パーソナリティ
さぁさぁ
パーソナリティ
今日も始まりました!
パーソナリティ
○○の告白タイムー!
パーソナリティ
これはリスナーさんから頂いたある告白について私が感想やらアドバイスやらを言う!
パーソナリティ
と、いうものです!笑まずは〜
パーソナリティ
○○にお住まいのなんちゃんさんからいただきました!!
パーソナリティ
『こんばんは、なんちゃんです。』
パーソナリティ
こんばんは!!
パーソナリティ
『いつも楽しく聞かせていただいています。今日は私のある告白について聞いて頂きたいのです。』
パーソナリティ
『私が通う高校では以前、男子生徒が女子生徒を襲うという事件が起きていました。』
パーソナリティ
おぉ??
パーソナリティ
『襲われたTさんは、可愛くて人気がある女子でした。』
パーソナリティ
『だから尚更、襲った彼のことを皆冷たい目で見るようになりました。』
パーソナリティ
『でも私はあの時はっきりと見ていたんです、』
パーソナリティ
『彼女は襲われてなんかいません。……彼を嵌めたんです。』
パーソナリティ
『あの時、彼女は彼を体育館倉庫に呼び出しました。』
パーソナリティ
『話の内容はよく聞こえませんでしたが、彼女は少し苛立っているようでした。』
パーソナリティ
『しばらくした後、彼女はいきなり倒れました。』
パーソナリティ
『驚いた彼は、彼女を助けようと咄嗟に手を伸ばしました、が』
パーソナリティ
『˹きゃああああ!!!˼』
パーソナリティ
『˹え?˼』
パーソナリティ
『私も彼も何が起こったのか分かりませんでした。』
パーソナリティ
『彼女は手を伸ばした瞬間を狙って悲鳴をあげ、彼に襲われたかのように見せたのです。』
パーソナリティ
『その後、聞きつけた生徒たちが彼を押さえ込みました。』
パーソナリティ
『私は隠れてみていましたが、どうすることも出来ず、逃げてしまいました。』
パーソナリティ
『でも私が目撃者として誰かに話していたら、彼を救えたかもしれないし、皆冷たい目を向けることもなかったのかもしれません。』
パーソナリティ
『事件から長い時間が経過した今だからこそ、ようやく話すことが出来ました。』
パーソナリティ
ということですね
パーソナリティ
なんちゃんさんの ある告白 ありがとうございました!
パーソナリティ
いや〜学校でそんなことあったら―
氷織
今時ホント便利やんね〜笑
氷織
ラジオも聞き逃したやつはスマホで聞けるし
氷織
……それで
氷織
これ、投稿したの君やんな?
なのか
ぁ、ぁ、
氷織
潔くんとちあきさんに対する君の態度は異常や
氷織
怯えがバレバレなんよ
氷織
もうこれ以上隠しても無駄や
氷織
認めた方がええでジッ
なのか
ヒッ
なのか
ごめんなさいっ!
なのか
あれを投稿したの、私なの!
氷織
う〜ん、別に謝罪が聞きたい訳やないんよね
氷織
実を言うと、なのかさんには協力して欲しいんや
なのか
?
氷織
今潔くんは自分を追い詰めとる行為をしとる
氷織
僕はそないな潔くん見ていられへんねん
氷織
潔くんには幸せになってもらいたい
なのか
……
氷織
だから協力してくれへん?
なのか
…うんいいよ
氷織
おおきに!
なのか
それで、何に協力すればいいの?
氷織
そやなぁ
ぬっし主
遅くなってしまいました
ぬっし主
すみません(>ㅿ<;;)
ぬっし主
次はすぐに投稿できると思います!
ぬっし主
バイバイ(^_^)/~~