柘榴
その言葉に、安心したのか自らぎゅうっと私のことを抱きしめてくれる短刀達。そんな短刀を見てればもっと甘えやすい環境作りをしなきゃと内心思ってしまった。すると、いきなり後ろから三日月が抱き着いてきた。
三日月宗近
柘榴
いきなりの発言に、間抜けな声が漏れてしまった。そんな私の声に三日月はいつものように笑った。
三日月宗近
柘榴
三日月宗近
三日月は切なげな声色と共に自分や皆の気持ちを伝えてくれる。そして皆で寝る事を提案してきた。すると、三日月の言葉に皆賛成なのかガヤガヤし始めた。
今剣
岩融
一緒に広間で寝る事に賛成して嬉しそうに笑っている皆を見てると、私が居ない間すごく心配を掛けて不安にさせてしまったのだと良く伝わってくる。いつもなら嫌がる私かもしれないけど、今日くらいは皆と一緒に寝る間も居てあげよう…と、そう思った。これからも、お願いされたら一緒に寝ようかな。短刀限定で…いや、それはダメか。贔屓になっちゃうし、全員大切だしね。
柘榴
乱藤四郎
乱が嬉しそうな笑みを浮かべながら抱きついてくる。
江雪左文字
小夜左文字
皆が嬉しそうに話しているところに、光忠が台所から顔を出した。
燭台切光忠
愛染国俊
蛍丸
そう言いながら台所に歩いていく2人。な、なんていい子なんだ…!!後で沢山褒めてあげなくちゃ……!!すると、包丁が私の近くに来た。
包丁藤四郎
柘榴
包丁藤四郎
私の言葉に嬉しそうに台所に走っていった包丁だった。なんだろうあの子…ご褒美目当てかぁ、可愛いなぁ。後で、美味しいお菓子あげよっと!
柘榴
何か手伝おうと私が立ちがあろうとすれば、獅子王にそれを止められた。
師子王
柘榴
長曽祢虎徹
長曽祢は私の肩に手を置きながら優しく笑った。皆がこう言ってくれてるし、今回は皆に任せちゃおうかな…私は、素直に甘えることにした。
柘榴
あれから、皆が準備をしてくれてテーブルに料理が並んだ。
柘榴
私は、光忠や歌仙が作ったであろう並んだ料理を見れば、自分の食べたいものがたくさん並んでいて嬉しくなった。
燭台切光忠
柘榴
燭台切光忠
柘榴
そう言って皆の前に私はグラスを持って立った。するといつも先頭に立って話している長谷部が戸惑ったような顔をしていた。
へし切長谷部
博多藤四郎
私がやるとは言ったけど、乾杯の音頭ってどうやるんだろうか…。なんかこの位置から見ると、初めて宴を開いた時を思い出すなぁ…緊張が高まる!!そんな中、私が話し出すのをみんな待っていた。
柘榴
私の話を黙って聞いていた皆は静かにグラスを持ち上げた。それを確認すれば私は、乾杯の音頭をとった。
柘榴
全員『カンパーイ』
乾杯をすれば、皆料理を取り分けたり既に酒を飲んでいる刀も居た。私はとりあえず長谷部の居る場所にお邪魔することにした。
柘榴
へし切長谷部
柘榴
そう口にしながら長谷部の隣に座れば、長谷部は私の頭をポンッと撫でながら笑った。
へし切長谷部
柘榴
長谷部を見ながら主命を告げれば長谷部は一瞬目を見開いたが、嬉しそうに笑えば髪をわしゃわしゃと撫でられた。
へし切長谷部
……うん、褒められてるのは伝わったよ。でも最後のはどうしたのかな。ヤンデレに近いような雰囲気がするのは気のせいかな。あぁ、でも本当に長谷部は主命に忠実だ…主命を聞いてくれるからつい長谷部を頼っちゃうんだよね。まぁ、負担はあんまり掛けたくないから控えめにするけど!そんなことを考えながら、長谷部と向き合っていれば誰かに腕をツンツンとつつかれ私はそちらを向いた。すると、そこには料理の乗った小皿を持った博多が居た。
博多藤四郎
そう言って、博多は私によそってくれたであろうお皿を差し出してきた。博多良い子過ぎない!?お嫁にほしいかもしれない。
柘榴
博多藤四郎
私は料理を受け取ってテーブルに置いてから、博多を強く抱きしめた。すると博多はびっくりしたように目を見開いた。もう私博多と結婚しようかな、こんないい子…
柘榴
博多藤四郎
あどけない顔に素直な言葉が可愛すぎる…博多…。私は博多を更に抱きしめた。
柘榴
博多藤四郎
私の言葉に顔を赤らめる博多。その赤くなる純粋な反応が可愛いんだけど!
柘榴
博多藤四郎
へし切長谷部
御手杵
へし切長谷部
自慢げに言う長谷部。
柘榴
日本号
柘榴
山伏国広
蜻蛉切
柘榴
本当に優しいな、蜻蛉切は。そんな私の大好きと言う言葉に顔を赤くしている蜻蛉切。あんまり女慣れはして無さそうだな…そこも可愛いけど!そんなことを話ながら、私は博多に貰った食事を食べた。
柘榴
博多藤四郎
そう自慢げに話す博多。か、可愛い…。
柘榴
博多藤四郎
柘榴
そんな博多の姿に元気をもらえば、私は席を移動した。
コメント
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続きを楽しみに待っています 体調に気をつけて頑張ってください これからも応援してます
続き楽しみです!