○○
それでー紫耀がーw
クラスの女子
そうなんだww
俺は○○の笑顔に惚れたんだ
それから2年後 つまり現在
俺たちはもう3年生で最高学年だ
俺は○○が喜ぶようなことなどしてあげた
でも振り向いてくれない
告白もした
○○のことが好きだって
でも○○は冗談だと思って、 俺が本気で好きなことなんて知らない
もう疲れたな…
・
・
・
帰り道
紫耀
はぁ…
さっきからため息ばっか…
○○
紫耀!!!
紫耀
え?
その瞬間
キキィーーッ
ドンッ
紫耀
えっ…
目の前で血だらけで倒れている○○…
え…?なにがおきたの…?
紫耀
○○!?
近所の人
大丈夫!?
○○
紫耀
○○…(泣)
近所の人
救急車は呼んであるから
紫耀
ありがとうございますっ(泣)
救急車が到着した
救急隊員
大丈夫ですか!?
近所の人が話してくれた
救急隊員
分かりました、どなたか着いてきてください
紫耀
俺…行きます…
救急隊員
お願いします
・
・
・
手術中のランプが光った
紫耀
○○っ…
紫耀
お願いっ…
ランプが消えて○○が出てきた
紫耀
○○っ!
医師
残念ながら…
紫耀
うそっ…だろっ…(泣)
俺は崩れ落ちた
医師
私達も全力を尽くしましたが…
医師
すみません…
紫耀
っ……(泣)
好きな人を亡くした感情、 守れなかった悔しさ
いっぱい混ざって…(泣)
○○…守れなくてごめん…(泣)
俺…ダメだよな…好きな人も守れないなんて…
○○…なんで先に行くんだよ…(泣)
もっと2人でいたかった…
もっと2人で笑い合いたかった…
なんで…?なんで○○が亡くなるの…?
俺、これからどうすれば…
いっそ○○のとこに行くか…
○○
それはダメっ!
え…?○○…?
○○の声が聞こえた…
○○
紫耀…先に行っちゃってごめんっ…
○○
私の部屋の引き出しに手紙が入ってるから見てね
○○
私…もう行かなくちゃ…
バイバイ紫耀、元気でね…
バイバイ紫耀、元気でね…
紫耀
○○…待って!
○○
バイバイ
最後にその言葉を残して消えた…
紫耀
引き出し!!
俺は急いで○○の家へ
・
・
・