〈 決まったぁぁ!!
蝶野 蒼華
わぁっ……✮*。゚
当時私はテレビに出てる“小さな巨人”に憧れを 抱いていた
蝶野 蒼華
ねぇねぇお母さん!
母
どうしたの?
蝶野 蒼華
蒼華バレーせんしゅになりたい!
母
あら〜良いわね
母
それならバレー教室に通う?
蝶野 蒼華
うんっ(ニパ
バシュッ
バレー教室の先生
蝶野さん凄い!とても上達してるわ!
蝶野 蒼華
ありがとうございます!
小学6年生には将来、絶対プロ選手になると 言われた
正直言い過ぎだと思っていたが、バレー教室で褒められ、学校の授業でも褒められ、なりたかったバレー選手に本当になれるかも知れない
そう思っていた
あの頃までは__
ガラガラガラ
母
大丈夫ッ?蒼華ッ⁉︎
蝶野 蒼華
ッ〜〜……
私は脚を骨折した
学校での事だった
モブ
蒼華ちゃん!ず、ずっと前から好きでしたッ!
モブ
付き合って下さいっ!!
告白された
小学生くらいから何故か色んな人から告白される事が多くなった
勿論、バレーの事に専念したかったので恋愛なんかしている暇が無かった
蝶野 蒼華
ごめんなさい(ペコリッ
モブ
そ、そうだよね……
この時は後々に起こる事なんて考えてもなかった
モブ
……
ドンッ
蝶野 蒼華
痛っ…
モブ
あんた、ちょっと調子に乗ってない?
モブ
そうだそうだ!
蝶野 蒼華
?
蝶野 蒼華
乗ってませんけど…
モブ
ッ、その顔ムカつくんだよっ!!(バッ
パシッ
モブ
⁉︎
蝶野 蒼華
殴ろうとするのは良くないですよ
モブ
チッ‥
モブ
行くよっ!
モブ
くそっ……
モブ
どうする?
モブ
………そうだぁ(ニヤリ
体育の先生
今回はバレー!近くの2人で組んでもらう
モブ
蒼華ちゃん!組もっ
蝶野 蒼華
うん
体育の先生
まずは左側の人がボールを打つ、右側の人はトスを上げる…を交代でやる!
蝶野 蒼華
(って事は、私が最初に打つのか…)
体育の先生
では各自練習!
モブ
じゃあ行くよ!
トスッ
モブ
(あっ高く上げすぎた!)
蝶野 蒼華
ふッ
モブ
…⁉︎
モブ
(飛ん、だ…?)
バシュッ
蝶野 蒼華
ふー…
モブ
凄いよ、蒼華ちゃん!
モブ
なんか飛んだみたい!
蝶野 蒼華
そう?
蝶野 蒼華
ありがとう(ニコッ
モブ
うわっ…蒼華ちゃんの笑顔可愛すぎ…
モブ
女の私でもキュンときちゃったよ〜♡
蝶野 蒼華
何それっ、笑
モブ
あははっ、笑
蝶野 蒼華
ふふっ、笑
グラッ 〉
モブ
ニヤ‥
モブ
!!
モブ
蒼華ちゃん危ないッ⁉︎
蝶野 蒼華
え…?(上.向)







