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皇 光
ねぇ〜なんでこんな暑い中道端で体育座りしてるの〜?
聖 雫
お父さんとお母さんが大声出してて
聖 雫
それで
聖 雫
全部お前のせいでなってるんだ！邪魔なのはお前らなんだよ！俺は何も悪くないのに！！
聖 雫
って言われちゃって
皇 光
なるほどねぇ、確かに家族って大変だよね
皇 光
（あー毒親って言うか、なんというか、子供にそれ言っちゃうー?）
ｼﾞｰｰｰｰ
聖 雫
私、なにかしちゃいましたか?
皇 光
いや、お洋服可愛いなぁって思って（これ服汚れてるしお風呂入れてない系だろうな）
聖 雫
この服はおばあちゃんが買ってくれて、おばあちゃんはわたしにとっても優しいんだよ!
皇 光
そうなんだー！ちなみに最近水って浴びたことあるー？
聖 雫
な、ない...です、
皇 光
そっかーじゃあお兄さんの家で水遊びしない?
聖 雫
みず、、、あそび?
皇 光
そーそー！お水を浴びたりして遊ぶんだよ〜!
（お風呂だけは入らせてあげたい、）
（お風呂だけは入らせてあげたい、）
聖 雫
お父さんたち許してくれるかな、
皇 光
大丈夫だよ〜怒られてもお兄さんが守るから
聖 雫
まもる？
皇 光
そう!だから怒られないから安心してね
皇 光
(この子は生まれてから守られた事が無さそうだなぁ)
皇 光
じゃあそろそろ暑いしお兄さんの家行こっか!
聖 雫
うん！
皇 光
（笑顔が眩しい、、、）
聖 雫
お兄さんの名前教えて〜
皇 光
お兄さんの名前は皇 光(すめらぎ あきら)だよ！
聖 雫
すめらぎ、あきら？
皇 光
そうだよ〜！
聖 雫
とっても良いお名前ですね！
皇 光
うん！ありがとう〜!そろそろ僕の家着くよ〜!
聖 雫
とっても大きいお家ですね！
皇 光
雫ちゃん!敬語外して！
聖 雫
わ、わかった!
皇 光
そうそう!
ｶﾞﾁｬ
皇 光
ｺﾂｺﾂ
聖 雫
ﾄｺﾄｺ
皇 光
それじゃあお兄さんと一緒に入る？
聖 雫
一緒じゃダメ?
皇 光
いいよ、、、、（がわ゛い゛い゛い゛）
ｻｰｰｰ
ｺﾞｼｺﾞｼ
ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ
皇 光
ふぅー
皇 光
いいお湯だったね！
聖 雫
はい!
皇 光
しずくちゃーん髪乾かすからおいでー
聖 雫
はーい！ﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺ
ﾎﾟｽｯ
皇 光
ドライヤーうるさかったら言ってね〜
聖 雫
ちょっとうるさい、、
皇 光
だよねー僕もちょっと苦手〜
聖 雫
そういえば、なんで私の名前知ってるの?
皇 光
（やべ、、、、どうしよっかな）
皇 光
んー?なんでだろうね？
皇 光
(ほんとは)
(ターゲットなんだけどな)
聖 雫
隠しちゃダメ！
皇 光
えぇ〜、、、、、
皇 光
怖がらない?
聖 雫
うん！
皇 光
逃げない?
聖 雫
うん！
皇 光
じゃあ僕の仕事について話すよ
聖 雫
???
聖 雫
うん！
皇 光
僕の仕事はさ、
皇 光
あんまり綺麗な仕事じゃあないんだよね
聖 雫
綺麗な仕事?
皇 光
んーなんて言うか、
皇 光
ほんとに怖がらないよね?
聖 雫
うん！
皇 光
僕の仕事は
人を殺すことなんだ
聖 雫
えっ!?
聖 雫
そうなの...?
皇 光
うん
皇 光
でね、
皇 光
僕たち殺し屋は
聖 雫
うん
皇 光
あの人を殺してくれって言う依頼って言うのを受けて、
皇 光
で、その依頼人が殺して欲しい人を殺すんだ
聖 雫
う...うん。
皇 光
で、君を殺して欲しいって言う依頼が来たんだ。
皇 光
だから
聖 雫
名前を知ってた。
皇 光
そゆこと。
皇 光
でもね、
皇 光
僕は君を保護したい
聖 雫
なんで?
皇 光
理由はまだ言えないけど、保護することは確かだ。
皇 光
雫ちゃんは
聖 雫
うん
皇 光
今日から僕の娘になるって言うことだよ!
聖 雫
え!?!?!?!?
皇 光
も〜暗い話ばっかりさせないでよ〜
皇 光
最初は殺す気だったんだけどさ、
皇 光
年齢が年齢だしね〜
聖 雫
は........はぁ。
なんでだろう
目の前が暗くなってきた
皇 光
し...ずく........ちゃ...
ﾊﾞﾀｯ
皇 光
雫ちゃん！
皇 光
なんだ、寝てるだけか、
皇 光
ビックリした、
皇 光
今、死なれたら僕が困るからね
皇 光
ヨイショ
ぺたぺた
ﾎﾟｽｯ
皇 光
おやすみ、雫ちゃん
聖 雫
ｽﾔｽﾔ
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