待ち慣れていたはずの
電車のホームは
違和感を感じるほどの
気持ち悪さがあった
きっと君がいないから
無人駅と化した
思い出のホーム
僕にとっての
この街での記憶はこのホームの方が
大きい
蒼
蒼
1時間に1本の電車
なのにわざと乗り遅れて君と
2時間近く話してたんだよね
あの頃が懐かしい
慣れた繁華街を歩く
ここには君がいなくても
平気
蒼
うわっ
酔っ払いかぁ
蒼
蒼
腰に手を回されたとき
吐き気が催した
蒼
そう言いながら
手を振りあげた酔っ払いを
どこか他人事のように
僕は見上げた
あ、殴られる
目を瞑って下を向いた
ふと耳の横から
昔よく聞いた声が聞こえた
コメント
4件
めっちゃ最高でした😭👏✨ 本当に久しぶりの投稿ありがとうございます🙇♀️ 元気で良かったです!