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朝から幸せ溢れてます好きです… さりげなくいちゃいちゃしてる白水も黒さんオタクの青くんも最高すぎます… 最後の黒さんの言葉はもう……🤦♀️🤦♀️🤦♀️ 部活頑張れそうです😇
すっごく最高です神です!!!!!!フォロ&マイリス失礼します!!!
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
注意!! ・地雷さんは今すぐUターン! ・青黒、白水が付き合ってます (・しれーっと同棲してる白水) ・nmmn ・ご本人様方とは何も関係のないフィクションです ・口調&キャラ崩壊あり ・通報❌
月見。
有り得ない。
見慣れた商品棚を前に、俺は呆然と立ち尽くした。
5/29。快晴に恵まれたこの日、俺はいざ戦場へという思いで家を出た。
向かう先は池袋。日曜日で人出が尚更増える街、人波の中をなんとか潜り抜け、とある場所だけを目指して歩いた。
時間には余裕で間に合ったはずだった。否、なんならバッチリ間に合った。俺の運が底を尽きているどころか最早マイナスに傾いていると心底実感したのは、その後だ。
長い列で、抽選券を受け取った。中に書かれた番号が早い数であること、あわよくば1桁であることを願いながら開いた紙には、想像の・・・、と言うか圧倒的許容範囲外の数字。
想像すらしていなかった数字に動揺しながらも、順番が来るまで用もない棚を見ながらうろうろと時間を潰し、漸く訪れた自分の番。
目の前にある寂しい棚に、俺はすっかり立ち尽くしてしまった。
予約CD、アクスタ、アクキー、缶バッジ。グッズを買うとなった時にすぐに思い付くであろうそれらのグッズが、何一つとして残っていなかった。全てこの場で揃えるつもりだった物が、目の前の棚から姿を消している。
俺の後ろに並んでいた子が店員さんに通され、俺を不思議そうに横目でちらりと一瞥してから残り少なくなっていたウレタンマスクを取っていく。
なんで声が後ろから聞こえてくる中、俺の頭は未だ上手く機能していなかった。
数分経って見兼ねた店員さんに、「お客様、用がお済みでしたら・・・」と声をかけられるまで、俺は永遠とその場に立っていたのだった。
初兎
-hotoke-
If
ひらひらと手を振りながら歩いてくるしょにだの隣で、ほとけが手にぶら下げているのは、アニ○イトの青い袋。
If
-hotoke-
初兎
ガサ、と音を立てたその袋は随分中身が入っているようで、底部分が膨らみを持っていた。
If
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
殴りたい。いむしょーって煽りスキル高いんよなこのガキども。切実に殴りたい。
初兎
If
-hotoke-
If
-hotoke-
初兎
If
初兎
ほとけが持っている袋を漁り、ガサ、と音を立てて見せて来たのは俺が今日初めてお目にかかるあにきのアクキー。
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
ピンポーン、と家の中で響くチャイムの音が聞こえる。
数秒経って足音が段々大きくなり、ガチャ、と開いた扉から顔を覗かせた彼は、その表情をぱっと明るくした。
悠佑
If
悠佑
ボロボロに泣きたい。いやもう泣いてる。
驚き戸惑いながらも倒れることなく俺を受け止めるその頼もしさに、こういうところも好きだなぁと頭の片隅で思いながら、今胸を締める行き場のない感情をどうにかしたいと全力で彼に抱きついた。
悠佑
If
思い出しただけで泣けてくる。いや泣いているのだが。
幼児退行してる?勝手に言ってろ、販売場所に行ったのに運に負けて推しのグッズを直接購入出来なかったどころか見ることすら出来なかった悲しさはミックスのソフトクリームを頼んだのにノーマルのソフトクリームが出て来た時の悲しみの比にもならんからな。伝わらない?知らん。
正面から抱き(泣き)ついて離れない俺の頭を撫でるあにき。溢れ出る母性。そんなんやからママにきって言われるんやで。好きやけど。
なんてぐちゃぐちゃな心の中。でも最終的に行き着くのは恋人として、一人のファンとしての深い悲しみである。
悠佑
If
流石あにき!!ここで「いれいすとあで買えばいいやん」とか言わず共感してくれるのほんとにすき!!
オタクに理解があると定評のあるあにき。うんうんと頷いてくれるのが嬉しくて、改めてその体に抱きつき直した。
その時、スマホが振動し某青い鳥のアプリの通知が届いた。
あにきに抱きついたまま、なんだなんだとその文面を読めば、は?と思わず声を漏らした。
即座にスマホのロックを解除し、アプリを開く。
ワナワナと、体が震える。まろ?とあにきがどうしたんだと言いたげに名前を呼んでくるが、それどころではなかった。
【実は実はいむくんとぴよにきグッズ求めに行ってました💎🐇 悠くんのTシャツ買って来たよ〜まじで黒って普段使いできてええよな。CD予約したしアクキーも買ったよビジュいいな(ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)】
という文面と共に、Tシャツを着てピースをするしょにだの首から腰くらいまでの写真が添えられてツイートされていた。言わずもがなしょにだのサブで。
“りうちゃんのグッズめちゃめちゃかわいい” “あ、りうちゃんのグッズほぼ全制覇のガチ勢やん” なんて2人の会話も続いている。お前ら同じ家にいるくせにここで喋んな。
と、今はそれどころじゃ無い。
え!!いむしょーいたんですか!?嘘!?
池袋店行きたかった😭😭
何それ尊い
一緒に行ってるの仲良してぇてぇ💎🐇
唐突な写真は聞いてないしぬ
悠くんのグッズ買ったんですね!
ぴよにきのオタクしてるいむしょーかわいい
初兎くん普通にあにきっずしてるww
初兎くんあにき大好きすぎません??
推しが推しのTシャツ着てる何これ幸せ
白黒てぇてぇです・・・
初兎くんの悠くん愛♡
ちゃんとあにきのグッズ買いに行ってる初兎くん・・・白黒好きです・・・
私売り切れちゃってて買えなかったです羨ましいマウントつらい🥲🥲
有り得ない、マジで有り得ない。え、こんなことある??
悠佑
あにきも自分のスマホで見たのか、感嘆と笑いを含んだ声を漏らした。
有り得ない。こんなの、こんなの俺への嫌がらせとしか。マウントか?マウントなのか?朝あの場で会って俺の事情も知ってるのに、写真付きでこんなツイート。しょにだ、しょにだは、
しね|
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
中略
If
ぐずぐず。あにきの肩に顔を埋めてその肩を濡らした。ここまでの傷心はいつ振りだ。
悠佑
しょにだに対する怒りで暴走しようとする俺をなんとか抑えていたあにきは、少しやつれた様子でそう呟く。
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
あにきの優しい声色に、荒れていた心が少しずつ凪いでいく。
If
悠佑
そう、ソロワンマンのグッズを出すと決まった時、俺とあにきは2人で喋っていた。
数ヶ月前。
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
熱弁する俺に、何処か嬉しそうに笑うあにき。かわいいなぁ。
If
悠佑
はははっとまた笑うあにき。呆れられるかと思ったが、次に投げられた言葉は予想外のものだった。
悠佑
If
悠佑
恋人のグッズ、買わない訳ないやろ?そう言ってはにかむ姿は、何よりも愛しくて。
If
悠佑
If
ずび、と鼻を鳴らす。彼女の前でかっこ良くいるなんて無理だ。本心も何もかも、彼の前では全て曝け出してしまう。
そういう安心感と、受け止めてくれる彼が何より好きだから。
悠佑
彼の言葉がグサリと胸を貫いた。痛い。辛い。泣いた。
悠佑
If
頬を両手で包まれ、そっと顔を持ち上げられる。そうして目の前に現れたあにきは、真っ直ぐ俺を見つめていた。
悠佑
目を細めて、にっと笑う君。
If
胸の中を駆け巡る、沢山の感情。伝えるには口も言葉も足りないような、溢れ出る君への想い。
この気持ちを言葉にするには、俺はまだまだ未熟みたいだ。
If
だからせめて、これからも行動と真っ直ぐな言葉で、この想いを君に届けようか。
勢い良く抱きついて、二人で床に倒れ込んで笑い合った。
他の何かが、君の代わりになんてなれるものか!!