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遥香
遥香
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
美紀
遥香
結局、あれから 遥香からの押しに負けて
今日、あの奇妙なお店へ行くことに決定してしまった
遥香
美紀
遥香
美紀
遥香
遥香
遥香
お店に着くと、恐る恐る 中に入っていく私達
店内は、妙に薄暗く 途端に鉄のような 独特な匂いが鼻についた
店員
遥香
美紀
それにしても本当に気持ちが悪いものばかり売られている
美紀
“この飴を食べれば貴方の身に モテ期到来!”
目の前には、いかにも嘘臭いキャッチコピーで大きなハート形の飴が売られていた。
しかもただの飴なのに1000円って…
一体このお店は、どうなってるんだ…
店員
美紀
さっきまで居眠りしていたはずの店員さんが、突然私に声をかけてきた。
それに、近くにいたはずの遥香の姿がなぜか見当たらない。
どこに行ったんだろ…
店員
美紀
美紀
店員
店員
美紀
店員
店員
美紀
美紀
そしてその日、私は店員さんに無料で貰った飴を持ち帰ってきてしまった。
帰っている途中、怖くなって 捨てようか迷っていたが 結局捨てることさえも 怖くて出来ないままだった。
遥香
美紀
遥香
そんなわけがない。
私は遥香が居ないのを確認してからお店を出たはずだった。
遥香
遥香
美紀
美紀
遥香
美紀
遥香
美紀
遥香
美紀
遥香
美紀
次の日
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
美紀
遥香
遥香
まさか本当に効果があるなんて…
いや、そんなわけがない ただの偶然に違いない。
朝陽
するとその時、私が前から気になっている朝陽君から突然メールが届いた。
美紀
朝陽
美紀
美紀
朝陽
美紀
朝陽
え?
元カノと…より戻す…?
──目の前が真っ白になった。
どうして?遥香は思い通りに行ってるのに…!
どうして私だけ取り残されなきゃいけないの……?
やっぱり、あの飴…
私も…私も救われたい…
次の日、突然の遥香からの電話で目が覚めた私。
遥香
眠い目をこすりながら電話に出ると、遥香の声は大きく震えていて明らかに泣きじゃくっている様子だった。
美紀
遥香
遥香
美紀
──私は、次の遥香からの一言で絶望に陥った。
遥香
遥香
遥香
歯が…無い?
──その瞬間、私の口から生暖かい液体が流れ出ていることに気が付いた。
美紀
震えながらも口元を拭うと、べっとりとした赤い血が手に染み付いていた。
そして私は、恐る恐る口内に手を滑らせた。
美紀
美紀
美紀
美紀
美紀
朝陽
朝陽
美紀
朝陽
美紀
朝陽
美紀
朝陽
朝陽
美紀
朝陽
美紀
朝陽
朝陽
美紀
朝陽
美紀
私は、朝陽君を手に入れる代わりに大事な前歯を全て失いました。
───ねえ、朝陽君。
貴方は、それでも私を変わらずに 愛してくれますか?
美紀
店員
美紀
店員
店員
美紀
店員
美紀
店員
美紀
美紀
店員
美紀