優奈
先輩
優奈
先輩に話しかけないと打たれる。
放課後、体育館倉庫に行って、殴られたり蹴られたりしなくちゃいけない。
だって、行かなければ行かないで、学校で見せしめに殴られる。
優斗
優奈
私の好きな人は、優斗くん。
唯一優しくしてくれて…、カッコよくて、大好きなんだ。けど…
後輩達
優斗
クスクスと笑い合う。
私なんかが見合うはずないってわかってる。わかってる…。
けど嫌だ。
優斗くんは、私のモノにしたい。
優奈
コケた。盛大に、足元にあった石に気づかず。
優奈
そう思って、キュッと目を瞑ったその時。
優斗
優奈
現状を説明すると、私も…優斗くんにお姫様抱っこされてる事しか…理解が追い付かない。
優奈
優奈
私は照れながら、キモいと思ってても…変な妄想をする。
優奈
そんなことないハズなのに。
優しい君といると、どうしても… 変な妄想をしちゃう。
優斗
優奈
照れてたから分かんなかったけど、後輩達が私の事を睨んでいた。
そうだよね。こんなことで変な妄想するなんて…私、変態だ。
優奈
優斗くんに謝りながら、私は校庭から逃げ出した。本当に…私、臆病。
優斗
引き止めようと声を荒上げる優斗くん。けど、そんな事も気にしない。
ごめんなさい…ごめんなさい!
優奈
痛いくらいだ…枯れている、フラワーみたい…。
花美さん
優奈
どうも皆さん、翔斗です!(作者)
フラワー、楽しんで頂けましたか?
連載にするつもりなので、どうかこの次も見ていってください。
それでは。作者より
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