放課後
優蘭
優斗さーん
優蘭
来ましたよ〜
優斗
ユラさん
優斗
入ってください
優蘭
分かりました
優蘭
優斗さんこちら手土産です
優斗
ありがとうございます
優斗
それで
優蘭
はい、分かっています
優蘭
コースの事ですよね
優斗
、はい
優斗
なぜモブであるあの人に名前があるのですか
優斗
それに他のモブとは違う容姿をしているんですか
優蘭
それは私にも分かりません
優蘭
コースと同じ部屋になった時は容姿も名前も他の人と同じでした
優蘭
ですが私が部屋に戻るとコースは名前も容姿も与えられてました
優斗
それは貴方についている神には聞いたんですか
優蘭
いえ、聞いていません
優斗
なんでですか
優蘭
むやみやたらに聞いても意味が無いと判断したので
優蘭
優斗さんの神には聞いたのですか?
優斗
俺もまだです
優斗
ユラさんに聞いてから聞こうかと
優蘭
なるほど…
優蘭
優斗さん
優斗
はい
優蘭
この事は神様2人には秘密でお願いします
優斗
分かりました
優斗
ユラさん1つ思ったのですが
優蘭
はい?
優斗
あのモブは今後なにかに繋がるかもです
優蘭
…
優斗
それに貴方は元からキャラがあります
優蘭
、そうですね
優斗
それでこの前のオバブロの時貴方は役に立ちました
優斗
だからキャラが付いた人は何かしら役に立つ可能性があると思うんです
優斗
だからあのモ
優蘭
優斗さん
優斗
…なんですか
優蘭
それ以上は控えてください
優斗
なぜですか
優蘭
あのモブという呼び方が気にくわないんです
優斗
モブはモブでしょ
優蘭
あなたも言っていましたよね
優蘭
コースはキャラ付けされたと
優蘭
でしたら名前で呼ぶのが良いと思いますが
優斗
嫌ですよ
優蘭
でしたら私は貴方に協力はしません
優斗
別に良いですよ
優斗
俺はエースやデュース他の人達に信用されるのが決定しています
優蘭
他の人達に信用されたとしてもですよ
優蘭
貴方にとって不利な話なんですよ
優斗
どこがですか
優蘭
私と優斗さんはお互いに神様という存在を認知しています
優斗
はい
優蘭
貴方の神は"ツイステ"の神
優蘭
私の神は"地球"の神
優斗
ッ!
優斗
待ってください!それは!
優蘭
だから私の神に聞けば貴方の秘密貴方が生前何をしたか分かります
優斗
それは…それは!
優斗
ズルじゃないですか!!!
優蘭
ズルじゃないですよ
優蘭
優斗さん貴方はツイステの神に選ばれた
優蘭
でも私は地球の神に選ばれた
優蘭
誰がどれを決めるかは神だけです
優蘭
だからこれは運としか言いようがないんです
優蘭
私達はお互いに自分の運を使って過ごしてるんですよ
優斗
……
優斗
貴方は本当にクソ野郎ですね
優蘭
なんとでも
優斗
分かりましたよ
優斗
あのモブの事をちゃんと名前で呼びますよ
優蘭
それでいいんです!
優蘭
それでは私はコースが待っているので
優蘭
それでは
優斗
はい…
優蘭
……
優蘭
クソジジイ…
神様
なんじゃ
優蘭
…
優蘭
だれぇ?
神様
お主が言ってた神じゃよ
優蘭
マジでぇ?
神様
今までは混乱させんようにしとったんじゃ
優蘭
あ、うん
神様
それでじゃ
神様
要件はなんじゃ?
優蘭
聞いてたでしょ
神様
ホッホッホバレとったか
優蘭
分かりやすすぎる
優蘭
優斗さんは魔法が使えないから見えなかったかもだけどさ
神様
すまんすまん
優蘭
さっきの話奥さんには内緒ね
神様
分かっとるわい
神様
妻に行ったらコースというやつが消されかねん
優蘭
だよね…
優蘭
でも、なんで奥さんは気づかないの?
神様
………
神様
それはな
神様
儂があやつの気配を消しとるからじゃよ
優蘭
すごいね
神様
お主の為じゃ
優蘭
地球の方は良いの?
神様
ある程度の未来は見て守っといたから大丈夫じゃ
優蘭
何年ぐらい?
神様
50年じゃ
優蘭
長いね
神様
神からしたら瞬きの間じゃ
優蘭
そっか
優蘭
あ、
優蘭
そろそろ帰りな
神様
その方が良さそうじゃな
マレウス
おや、お前は
優蘭
マレウス先輩こんにちは
マレウス
嗚呼
マレウス
先程誰かとはなしていたようだが?
優蘭
..気のせいですよ
マレウス
ほう、この僕が気の所為と
優蘭
それは、すみません
マレウス
いや、良いんだ
マレウス
少しからかっただけだ
マレウス
それにしても貴様は本当に逃げないな
優蘭
この前言った理由と同じですよ
優蘭
逃げる理由がないので
マレウス
ククク、貴様は本当に面白いな
優蘭
お褒めに預かり光栄です
マレウス様ぁぁぁ!!!
マレウス
おやおや、もう来たか
マレウス
それではまたな、人の子よ
優蘭
はい、またいつか