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高瀬陽葵

なんでも聞くから、教えてほしい

桜井七海

...

桜井七海

あのね、

桜井七海

4月に、高校生になってさ、

高瀬陽葵

...

桜井七海

3日後、先輩に会ったんだ

高瀬陽葵

先輩?

高瀬陽葵

莉久...だっけ?

桜井七海

そう、

高校生になって3日後

藤原莉久

あ、七海!

桜井七海

先輩!?

藤原莉久

七海もこの学校に来たって聞いてさ

藤原莉久

ずっと探してたんだ

藤原莉久

嬉しいな、同じ学校なんて。

藤原莉久

分からないことがあったらなんでも教えるし、1番に頼ってよ

桜井七海

はい!

そして、何度か会うことが多くなったんだ

先輩からクラスに来てくれることもあった

...その時仲良かった友達が、

斎藤美羽さん

斎藤美羽

安藤莉央さん

安藤莉央

この2人だった

先輩がクラスに来た時、2人とも驚いて

クラス中も大騒ぎ

先輩、モテモテだから

斎藤美羽

七海!

斎藤美羽

あの先輩って、莉久先輩だよね!?

安藤莉央

仲良いの!?

斎藤さんと安藤さんは、高校生からの友達だから

先輩との関係は今まで知らなかったんだ

そして、5月

先輩に誘われて、一緒に買い物することになった

母の日のプレゼント、一緒に買おうって

その日、午前10時から一緒にいたんだ

桜井七海

これとかいいんじゃないですか?

藤原莉久

桜井七海

先輩?

藤原莉久

あ、ごめん!

藤原莉久

そうだね、こういうの、母さん好きかも

桜井七海

そうなんですか?

桜井七海

よかったです!

そして、午後5時くらいに解散しようってなった

その時...

藤原莉久

ねえ。

壁ドン

桜井七海

...!?

藤原莉久

七海...

桜井七海

せ、先輩...?

桜井七海

ちょ、ちょっと...

藤原莉久

莉久先輩って呼んでよ

桜井七海

えぇ?!

桜井七海

は、恥ずかしいですよ...

藤原莉久

言わないとキスするよ

桜井七海

っ!?///

藤原莉久

...。

ちゅ

桜井七海

///

藤原莉久

...///

桜井七海

せ、先輩

桜井七海

ちょっと、離してください///

藤原莉久

あ...ごめん!!

先輩は、我に返ったようにわたしから離れた

2人とも心臓バクバクで...

わたしは、夢見てるようだった

藤原莉久

...七海

桜井七海

先輩

もう、気持ちが抑えきれなくて...

ぎゅ

先輩も驚いてた

藤原莉久

七海...?///

桜井七海

先輩、言ってくれないんですか?

藤原莉久

...七海

藤原莉久

す、好きだ

藤原莉久

俺と、付き合ってくれませんか?

桜井七海

...莉久先輩

藤原莉久

...///

桜井七海

わたしも、ずっと好きでした

桜井七海

わたしでよければ、ぜひ...///

藤原莉久

...もう一回してもいい?

桜井七海

...///

ちゅ

その日からわたしは、先輩とお付き合いすることになったの

でも、それがいけなかったんだ

斎藤美羽

莉久先輩と!?

安藤莉央

付き合った!?

桜井七海

う、うん!

桜井七海

2人だけには言っておきたくて!!

斎藤美羽

...そう

安藤莉央

ふーん

桜井七海

は、初カレでさ...

桜井七海

現実受け止めきれてないけど、これから...

安藤莉央

あんた、うちらのこと舐めてる?

桜井七海

え?

斎藤美羽

完全に見下してるよね

安藤莉央

そういうの、うぜえんだよ

桜井七海

...!

この日から、そんな言葉を浴びせられるようになった

2人からの視線が怖くて、教室に入れなかった

でも、次の日になると

2人は仲間を増やしてた

杉山葵さん

杉山葵

遠野楓さん

遠野楓

中野華音さん

中野華音

望月玲奈さん

望月玲奈

この4人は、先輩のことが好きだったみたい

4人でライバル同士で競い合ってたらしくて

全く関係ないわたしが付き合ったから、

余計気に食わなかったみたいで...

4人の好意を知ってた2人は、

4人に言ってわたしを虐めようと誘ったっぽい

斎藤美羽

お前、学校来んなよ

杉山葵

うざいし目障り

安藤莉央

消えろよ

桜井七海

でも、莉央、美羽...

斎藤美羽

呼び捨てすんなよ

安藤莉央

さん付けだろ?

遠野楓

名前で呼ばれるのもきもいから苗字で呼んで?w

望月玲奈

できれば呼んで欲しくないけどねw

中野華音

それなwwww

それを見かねた先輩が、6人にこう言ったんだ

藤原莉久

おもんないからやめろ

...って

でもそれは逆効果

いじめは更にエスカレートしたんだ

それに、隠蔽もされた

斎藤美羽

次彼氏に言ったら人生台無しにしてやる

ってね

先輩の前では、わたしのこと虐めなかった

藤原莉久

仲直りしてよかった

...してるわけないのに。

しかもね、

数学の授業で、隣の席の男子が、

隣の席の男子

勉強教えてほしい

って言ってきて、教えてたの

それを見た斎藤さんは、写真を撮って、

浮気してる

教えるだけでそんな近づくか?

って変な噂を流したの

そして2人が、隣の席の男子に、

斎藤美羽

七海に告れ

安藤莉央

じゃないとボコボコにする

って脅したらしいの

それで、わたしと先輩が一緒に帰ってる時...

隣の席の男子

七海ちゃん!

隣の席の男子

あのさ、七海ちゃんが俺の事好いてくれて嬉しい

隣の席の男子

俺も好き

隣の席の男子

約束通り、付き合おう

桜井七海

えっ、好きなんて言ってな...

藤原莉久

もしかして、あの噂本当だったのか?

藤原莉久

...信じてたのに。

藤原莉久

ありえない!浮気してたのか!?

桜井七海

いや、違...

藤原莉久

もういい、別れよう

藤原莉久

声も聞きたくない

桜井七海

そ、そんな...

斎藤美羽

クスクスクスクス

安藤莉央

クスクスクスクス

桜井七海

...

何もかも失ったわたしは、ずっと独りだった

家でしか本当の自分を出せない

だから自分の判断で保健室の先生に相談したの

そしたら、カウンセリングをおおすめされた

だから今は、毎日通ってる

茅野さんっていう わたしの担当のカウンセラーが、

話を聞いてくれるんだ

高瀬陽葵

そうだったんだ...辛かったね...

高瀬陽葵

話してくれてありがとう

桜井七海

うん...

桜井七海

...あのさ、失礼かもしれないんだけど

高瀬陽葵

うん?

桜井七海

陽葵ちゃんは、なんで不登校なの?

桜井七海

例えば、いじめ...とか

高瀬陽葵

ああ、そのことね

高瀬陽葵

辛くて不登校なんじゃないよ

高瀬陽葵

虐められたりもない

桜井七海

え、じゃあ、不登校の理由って...?

高瀬陽葵

それは言えないけど

高瀬陽葵

人助け...的な?

高瀬陽葵

まあ、いずれ分かるよ

桜井七海

人助け...?

高瀬陽葵

まあ、虐められたことない訳じゃないけどね

桜井七海

あるの?...いじめられたこと

高瀬陽葵

中一の時虐められてさ

高瀬陽葵

かなり辛かったけど、今はどうでもいいなって

桜井七海

どうでもいい...?

高瀬陽葵

うん

高瀬陽葵

だってさ、いじめるって、ただ自分を励ましてるだけじゃん?

桜井七海

...

高瀬陽葵

きっと、いじめてる人って、自分に自信がないんだよ

高瀬陽葵

それに、弱い

桜井七海

弱いの?

高瀬陽葵

そうだよ

高瀬陽葵

だって結局、我慢できなくて人をいじめちゃうわけでしょ?

高瀬陽葵

他人をいじめて、自分を優位に立とうとする

高瀬陽葵

そういうことでしか自分を上げることができない

高瀬陽葵

だから弱いんだよ

高瀬陽葵

でも、本当に強い人ってね

高瀬陽葵

辛くても、黙って耐えれる人だと思うの

高瀬陽葵

まあ、無理に耐えろってわけじゃないけどさ

高瀬陽葵

でもね

高瀬陽葵

いじめてる人は弱い、わたしは強いんだ

高瀬陽葵

って考えたら、ほんとどうでもよくなった

高瀬陽葵

今七海ちゃんが我慢できてるのは、強い証拠なんだよ

桜井七海

強い証拠...

高瀬陽葵

ただね、逃げてもいいの

高瀬陽葵

相談したっていいの

桜井七海

...

高瀬陽葵

逃げるってすごい賢い選択だと思う

高瀬陽葵

逃げて逃げて逃げまくって...

高瀬陽葵

その先には必ず光があるから

桜井七海

光...

高瀬陽葵

七海ちゃんが保健室の先生に相談したの、

高瀬陽葵

すごい勇気のある事だったと思う

高瀬陽葵

だって心臓やばかったでしょ?笑

桜井七海

うん...笑

高瀬陽葵

だから、自分を誇りに思っていいんだよ

桜井七海

...

桜井七海

泣...

高瀬陽葵

えぇっ!?ごめん!!!

高瀬陽葵

熱くなりすぎちゃった!

高瀬陽葵

わたし、なんか悪いこと言った...??

桜井七海

ううん...泣

高瀬陽葵

七海ちゃん...

桜井七海

ごめんね、陽葵ちゃん

高瀬陽葵

え?

桜井七海

陽葵ちゃんが朝、

桜井七海

「もし虐められたら1万倍にしてやり返してやる」

桜井七海

って言った時、ムカついたんだ

桜井七海

虐められるのがどれだけ辛いか分からないくせに...って

桜井七海

でも、違った

桜井七海

陽葵ちゃんが1番分かってたんだ

桜井七海

分かってないのは、わたしだったんだ...。

高瀬陽葵

い、いや、そんなことないよ!

高瀬陽葵

色んな考え方があるし...

高瀬陽葵

必ずしもわたしの考え方が合ってるとは限らないよ

高瀬陽葵

だから、七海ちゃんの考えも、きっと間違えてないし、

高瀬陽葵

いじめられる辛さも、ちゃんと分かってると思う

桜井七海

うん...うん...泣

高瀬陽葵

...

高瀬陽葵

改めて言うけど、話してくれてありがとう

桜井七海

うん

高瀬陽葵

そうだ

高瀬陽葵

よければなんだけど、今度3人で遊ばない?

高瀬陽葵

わたしの友達入れてさ

桜井七海

え?

高瀬陽葵

その子も辛いことあって...

高瀬陽葵

3人で仲良くできたらなあって...

桜井七海

...

高瀬陽葵

嫌ならいいんだけど

桜井七海

...ううん、行く

高瀬陽葵

いいの?

桜井七海

うん

高瀬陽葵

七海ちゃん...

桜井七海

話せるかは不安だけどね

高瀬陽葵

それは大丈夫!!

高瀬陽葵

わたしがサポートするよ!

桜井七海

ありがとう

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