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ころん
さとみ
君は人気者だ
ころん
さとみ
ころん
君にはいつも
俺以外にも話しかけてくる奴がいる
ころん
さとみ
なんで…
俺だけを見てくれないの?
いつもいつも思ってたんだ
ころん
なんで
ころん
俺以外の奴と喋るのって
ころん
さとみ
なんでその笑顔は俺だけのものじゃないの?
さとみ
どうしたら…
さとみ
さとみ
ころんは俺だけのものになるの?
ころん
さとみ
ある時思ったんだ
さとみ
ころん
ころん
君が誰にも
好かれなければいいんだ
そうすれば誰も
君に近づかない…
俺だけ…
俺だけを見てくれる
それからいろんな方法で
君を1人にした
ころん
ころん
ころん
君の怯えた表情
全部に絶望したような君の表情が
堪らなく愛おしかった
そして
君は学校に来なくなった
寂しくて
辛くて
家を訪ねたり
電話をかけたりしたけど
結局君には届かなかった
そんな日々を過ごしたまま
数ヶ月がたったある日
君は学校に来た
教室に入ってきた君は
ころん
前より少し顔色は良くなっていたが
表情は変わっていなかった
さとみ
その日の放課後
君が空き教室で泣いていた
周りに白い液体が散らばって
君の服は乱れていた
ころん
あいつらがころんを狙っていたことは 予想外だったけど
でも大丈夫
さとみ
ころん
ころん
さとみ
全部俺で塗り替えてあげる
ころん
さとみ
全部綺麗にしてあげるからね
ねぇ、ころん
俺だけがー…
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
ころん