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颯斗
颯斗
気合いを入れて、ダンスリハをやり遂げる。
マネージャーに確認したらこの後俺も謙信も仕事はなかったし。
俺は荷物を整理してる謙信の所へ向かった。
颯斗
謙信
颯斗
颯斗
謙信
颯斗
帰る準備をしようと踵を返そうとした時、 歩き出した謙信の体が傾いた。
颯斗
哲汰
玲
レッスン場を開けなきゃいけなくて、 その場にいることが出来なかったため、 この後仕事がない俺と玲くんで謙信の家に向かうことになった。
颯斗のことを諦めよう。
そう決めたのはいいけど、 同じ楽屋に入れば目に入ってしまうその人。
気づいたら目で追っていて……。
あれから颯斗を誘うこともなくなったし、諦めると決めてから必要最低限のことしか話さなくなった。
頭では、大丈夫。
そう思ってたけど、 距離を置いてから食欲もなくなってしまった。
いい年した大人が、 恋ごときで情けないわほんと。
リハ終わり、珍しく颯斗から声をかけられたかと思えば この後の予定を聞かれた。
謙信
多分、そんなことはない。
分かってるのにそう思ってしまえば一気に聞くのが怖くなる。
特に予定もなかったけど、俺は颯斗に嘘をついた。
早くこの場から立ち去りたい。
そう思って、楽屋を出ようとした瞬間。
体が限界を迎えていた俺は、ついに倒れてしまった。