それは、主様と共にエスポワールへ買い物に来ていた時だった
ココ最近は人で溢れかえっており、主様も不安そうにしていた
ベリアン
そうさりげなく声をかけると、申し訳なさそうに頷く主様
主様
そう目を伏せて歩く
「もどかしい」とはこういう事を言うのだろうか
本当なら私が手を繋いで安心させたり、言葉をかければいいのだが…何故かそれができない
行動する前に、喉から出かかっているある思いが溢れ出しそうになるからだ
結局その日はエスポワールに買い物に出かけ、主様とは別れた
~デビルズパレス~
~リビング~
ベリアン
ルカス
ベリアン
何時ものように紅茶を入れていた所、偶然通りかかったルカスさんに話しかけれられた
ベリアン
ルカス
明らかに落ち込んでいたのだろうか、ルカスさんがソファーに腰掛けると、ゆっくりと話し出した
ルカス
ルカス
ルカス
ベリアン
ルカス
そう言われるがままルカスさんに主様との事を話した
ベリアン
ベリアン
ルカス
ルカス
そう頷きルカスさんはクッキーを手に取る
ルカス
ベリアン
ベリアン
ルカス
ルカス
ベリアン
ベリアン
ルカスさんの答えに固まる
確かに主様と会う時はドキドキするし、笑顔を見せてくれただけで天に舞うほど嬉しい
ベリアン
ベリアン
ベリアン
ルカス
ルカス
ベリアン
ルカス
そのあと少し話してルカスさんとは別れた
ルカスさんとの会話を思い出すと、やはり「恋愛対象」という言葉が引っかかる
ベリアン
矢張り私も思いに答えなければいけないのだろうか
主様
主様
ベリアン
肩をトントンと叩かれ顔を覗いてくる
主様
ベリアン
流石にこの事は主様本人には言えないので"何もないですよ"と軽く返す
その言葉を聞いた主様は首を傾げ、考える仕草を取ってからこう言った
主様
ベリアン
ベリアン
主様
ベリアン
ベリアン
主様
主様
主様
ベリアン
「そうだよ」その一言を理解するのに時間はかからなかった
あぁ…主様は私の事を恋愛対象として見てくれていたんだ、と。
それと同時に思いが溢れだしてくる
ベリアン
ベリアン
ベリアン
主様
気づけば私は主様の手をぎゅっと握りしめていた。強く、強く
相思相愛なのですから、遠慮はいりませんよね
ベリアン
ベリアン
そう手に何度もキスを落としていく
チュゥ…と短いリップ音が私の思いを更に加速させる
ベリアン
主様
ベリアン
主様
主様
ベリアン
主様と寝る時も、起きる時も、どんな時でも傍に居たい
……次の主様の誕生日はチョーカーにしようか
ベリアン
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