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ぐぁッッッハァッッッ(?!)
続きが気になる〜今回も最高でした!
ダッダッダッダッ
ドアの向こうから聞こえる大きな音
段々とこちらへ迫ってきている気がする
バンッ
そう思ったのも束の間、 総統室のドアが開いた
ドアの前には紫色が眉間に皺を寄せ 沈黙を貫く
nk
俺が彼の名を口にしようとしたと同時に彼もまた、口を開く
sm
sm
A国、というと弱小国だ
範囲も狭く戦力も低い
比較的に強いwt国に宣戦布告するとは考えられなかった
sm
nk
紫色の彼がインカムに電源を入れて話し出す
sm
俺の返事も聞かずにsmは先へと進み出す
俺は彼を追うように歩き出した
sm
みんなが集まるとスマイルは話し始めた
スマイルの言葉に会議室はざわめく
shk
kn
kr
nk
俺が言葉を放つと会議室は静まり返る
nk
nk
wt-nk
6人は元気よく返事をする
sm
sm
nk
彼の話が終わり俺が仕切りをする
……
反応がなかったのでそのまま俺が口を開いた
nk
そして、俺は直ぐに総統室へと戻った
nk
nk
A国との戦争はおそらく容易いものだろう
しかし書類は違う
書類はどんなに弱い国だろうがたくさんしないといけない
nk
弱い心ではいけない、そう思っているのにため息が零れる
nk
2日後
sm side
攻撃は順調に進んでいた
ただ、敵が散らばっていたので指示を出すのが大変だった
全てに目が届いていなかった
sm
全体にインカムで問いかける
br
kr
近距離、遠距離部隊の2人は難しそうだった
kn
sm
kn
knは不安そうな声色だった
それもそうだろう、行くという人がいないのだから。
sm
kn
kn
まるで俺が戦ったことがないとでも思っている口ぶり
sm
kn
インカムを切って もう一度敵の場所を確認する
sm
俺は全速力で敵の元へと向かう
nkのことを信用していないわけではない
だが、嫌な予感がしたんだ
バンッ
勢いよく総統室の扉が開く
敵
敵
煽り、嘲笑う敵
俺のことを言ってくるのはよかった
でも、仲間を、この国の民を侮辱するのは許せなかった
俺は椅子から立ち上がる
敵
敵
nk
1歩、また1歩と 敵に近づく
あと少しで届く距離
なのに────
nk
突然、足に力が入らなくなって床に座り込む
だめだ、だめだ...
動けッ...動けよッ……
思うように動かない体
そんな俺を見て、敵は気味の悪い笑みを浮かべる
敵
敵
敵
その通りだ
俺はいつも総統室にいて 守ってもらっているだけ
俺はこの国のために何ができている
何もできてはいないじゃないか
いっその事、俺はこの国から消えた方がいいのではないか
敵
敵
敵が俺にナイフをふりかざす
俺は咄嗟に目を瞑る
嗚呼、死ぬんだな...w