ぶるら
ぶるら
ぶるら
時間がスローモーションのように長く感じる
振りかざされたナイフはまだ俺に刺さっていない
うぐっ
俺はなにもしていない
俺と敵以外誰もいない
なのに敵らしき唸り声が聞こえた
状況が理解出来ず恐る恐る目を開ける
nk
俺の視界に映るのは 腹から深紅のような液体を溢れさせる敵と
深紅の液体をつけたナイフを持つ紫色の彼
sm
俺の声に反応して振り返るsm
敵
sm
smが敵から目を離した途端、敵からナイフを突き刺される
nk
俺は目を見開く
体を立たせようとするも立つことができない
このままだと────
"smが死ぬ"
sm
smは敵を睨む
震える手で
だけど力強く、ナイフを握る
sm
勢いよくナイフを振るう彼
敵
敵は口から赤色の液体を吹き出す
バタッ
重い音を立て敵が倒れた
sm
敵を倒した紫色がこちらを向いて 微笑を浮かべる
でもすぐに目を閉じて 体が前に倒れた
nk
俺のせいだ
俺のせいでsmがこんなことに...
nk
連れて行こう、そう思った
でも俺の足が動くことはなくて
見ているだけで
なにもできなかった
悔しかった
ただ歯を食いしばって、涙を零した
br
shkと城から情報を盗みながら インカムで伝える
kr
kn
それぞれが現状を報告する
br
先程から声を出さない2人に問いかける
shk
shk
shkの言う通り、nkが話さないのはおかしいと思った
kn
br
話を済ませて僕はインカムを切った
shk
br
br
shk
shkはまだ不安そうではあったが 真剣な様子で資料を漁った
バンッ
勢いよく扉が開き肩を跳ねさせる
kn
knはsmに目を落とし 呆気にとられている
kn
kn
青色は震えた声を放ち 俺を見る
nk
kn
悲痛な怒鳴り声が総統室に響き渡る
nk
こんなkn見たことがなくて 弱々しい声を放つ
kn
kn
彼はそれから先の言葉は言わなかった
考えたくもなかったのだろう 俺だって同じだ
kn
kn
nk
俺の…
足は...
kn
kn
kn
knはsmを抱え総統室から出ていってしまった
nk
俺は声を殺して静かに涙を零した
後悔した
インカムで伝えればよかったのだと
訓練所でナイフを避けていれたらよかったと
そもそもこの国なんて作らなければよかったと
nk
コメント
1件
あ""ぁ"ああ"ぁ〜!!!!sm勇姿とnk病みとkn怒の3セットでタヒにます((