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#暁山瑞希
ねる
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# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
# 謎 .
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司くんの朝は早い。 まだ日が昇り切る前に、 焦ったような声をした 司くんに叩き起こされる。
# 司 .
# 司 .
# 類 .
僕はまだ寝ぼけ眼を 擦っているというのに 司くんは既に 活動準備を終えていた。 ナイフや薬草の入った巾着を ベルトで腰に固定している。 肩掛けの大きめの鞄に 水晶を入れて、 司くんは元気に言う。
# 司 .
確かに、肉類がなければ 野菜から栄養を 摂取しなければならない。 それだけはどうしても ごめんだった。
# 類 .
落ちていた木の枝や、 ベッドシーツの切れ端、 石などを削り簡易的な弓を作る。
# 司 .
# 類 .
# 司 .
自身と彼の体力の乖離は 同い年の子供とは思え無い程に 大きいのかも知れ無い。 多少危惧しては居たが 目を逸らして居た現実を 眼前に悪意無く突き付けられる。 見るからに細っこくて、白い腕。 歳の割に小さい体。 対して司くんは すくすく育ちました! なんて言葉の似合う、 程良く焼けた肌に 筋肉のついた腕。
# 類 .
申し訳無く成ってしまって 少し俯く。
# 司 .
幾らでもオレを頼れ!と 司くんは胸を張る。
そんな司くんに 手を引かれ森に出ると、 森の空気は澄んで居た。 そして、司くんだけが 異常な 無 を保って居た。 普通の人間に在る感情の機微が 司くんには全く無いかの様に。 悪意や嘘に塗れた世界で、 司くんの周りだけは、 何も視えない無い。 司くんはまるで 僕の安全地帯だった。
# 類 .
司くんと初めて会った時、 司くんの奥底にも 深い絶望が在った。 其れは直ぐに覆い隠されて 視え無く成ってしまったけれど、 無い事には成ら無い。
# 司 .
# 類 .
森の奥まった所迄入ると、 先に狩りを進めていた 司くんの手によって 七匹の兎が仕留められて居た。
# 司 .
# 類 .
# 司 .
せっせとベリーを集めて居ると どしゃ、と何かが 崩れた様な音がした。
# 誰 .
人間の叫び声に急いで近付くと、 其処には少女の風貌をした 同い年位の子供が 2人、肩を寄せ合って居た。
# 司 .
# 誰 .
矢継ぎ早に話す司くんに 相手は少し困惑して居る。 僕は少し身を屈めて云った。
# 類 .
# 類 .
# 誰 .
# 司 .
茶色の髪の少女は縋る様な目で 此方を見つめて居るが、 もう一人は警戒心が視える。 茶色の髪の少女は云った。
# 絵 .
しっかりと目を合わせると、 ず、と赤黒いモヤに 引き込まれる感覚があった。 酷い高熱に苦しむ姿が、視えた。 今の東雲さんの体を見る。 膝の辺りがぱっくりと割れ、 血が出て居る。
# 類 .
# 類 .
# 類 .
無闇矢鱈に 「穢れの転写 【カタルシス・タッチ】」は 使え無い。 僕自身が今、此れ以上 衰弱すると、 司くんに迷惑をかける事に成る。 東雲さんが苦しむ理由は恐らく、 怪我から菌が入ったからだ。 なら、菌を入れ無い様に すれば良い。 近くの川から少し水を 汲んで来て、傷口を軽く洗う。
# 絵 .
# 類 .
傷口を洗った後は、 獲物を僕が4匹、もう一人の子__ 暁山くんが3匹持って、 東雲さんを司くんが背負った。
# 類 .
# 瑞 .
気遣いのつもりが 逆に心配されてしまった。 沈黙が気まずくて、 少し目を背けた。
廃屋に着いた後、 先ずは東雲さんの 手当てを一番に終えた。 廃屋にあった救急箱の 使用期限がまだ切れて 居無かったので 有難く拝借した。 今は、東雲さんを視ても、 淡い哀しみと恐怖が 映るだけだった。
# 類 .
独り言でしか無かった 小さな声を司くんが拾った。
# 司 .
# 類 .
今の二人は、深くて淡い哀しみと 恐怖が在って、 其の奥に絶望を隠している。 二人が選んだ、 大きな寝室の前に立つと、 啜り泣く様な、 慰める様な声が聴こえた。
# 類 .
素朴な疑問を口にする。 幼い僕らは、世界について 知って居る事が余りにも少ない。
# 瑞 .
そう云って、強い警戒心を 滲ませた暁山くんが 部屋から出て来た。
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コメント
3件
みぅです🥀 お久しぶりの更新、すごく嬉しかったです…! 半年ぶりって言うから心配してたけど、類くんと司くんの空気感が変わってなくて安心しました。司くんの「全部オレが仕留める」って台詞、彼のまっすぐさが伝わってきて好きです。新キャラの絵名ちゃんと瑞希くんがどう関わってくるのか、気になりすぎます…! 次の話も楽しみにしてますね🌙