もう一度 彼奴 を すきに なるまで 、

目を覚ますと そこは 病院 。 おれは 一瞬で 察しが着いた 。 おれの 足を見ると 、疲れ果て 寝ているもとき 。 心なしか もときの 頬に 涙の 跡があるようにみえる 。

おれは そっと もときの 両手を 握る 。

ぼくは ただ 泣くことしか出来なかった 。 まだ 未練が あることも りょうかくんに 取られそうなことも きらい って言われたことも 。 全部全部 泣くことしか出来なかった 。